寝てるだけで金儲け?「桃源郷的娘」予告 (original) (raw)

寝てるだけで金儲けがしたい娘を待ち受ける運命は?「桃源郷的娘」予告

2021年12月30日 10:00 3

桃源郷的娘」の予告編がYouTubeで公開。新たな場面写真とキャストコメントが到着した。

川端康成の小説「眠れる美女」に着想を得た本作は、老人の爆走する性と妄想力を描いた艶笑コメディ。劇中では公園のベンチで居眠りする娘・桃子に思いを寄せる老浮浪者・江崎宗介が、人生最後の恋を成就させるため、ある突拍子もないアイデアを思い付く。江崎に小宮孝泰、桃子に川越ゆいが扮した。

予告には桃子が「私は寝てるときが一番幸せ」とつぶやくシーンや、三坂知絵子演じる女将・三浦律子が桃子に「眠ってるだけでお金儲けができるの」と声を掛ける場面、永里健太朗演じる青年・田村優夫が「夢ってなんですか?」と語る姿、さらに桃子が律子に眠らされたのちにお金を手にする様子などが収められた。永里と三坂によるコメントは下記に掲載している。

「狂える世界のためのレクイエム」の太田慶が監督を務めた「桃源郷的娘」は、1月21日より東京・アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。

永里健太朗 コメント

この作品の台本を読んだ時、太田監督らしい作品だなと感じました。監督の映画や文学の知識量の凄さと、それを監督の頭の中で描く他にはない発想がまじり合い、この作品が生まれたんだなと。太田監督の1作目「狂える世界のためのレクイエム」にも出演させていただいたのですが、独特の描き方で驚き、終盤のシーンは出来上がってから更に驚きましたが、今作も他にはないアプローチで、演じていても楽しかったです。
田村という青年の変なところをやり過ぎず、日常感を醸し出しながら、監督のイメージする田村に近づけるよう意識しながら演じました。
太田監督が0から生み出し劇場公開まで尽力した唯一無二のロマンポルノ風コメディ映画、是非映画館でご覧ください!

三坂知絵子 コメント

太田監督から出演依頼をいただき、今作品のシナリオを読んだ際、登場人物それぞれの「欲望」の描き方が独特で面白いと思いました。太田監督自身、どこか掴みのどころのない雰囲気をまとってらっしゃる方ですが、シナリオの中に映画製作への強い情熱を感じました。
私が演じた律子は、人々の欲望が交錯する場所「御影屋」の女将です。「桃源郷的娘」というタイトル通り、奇妙な夢のような物語ですが、律子が街でスカウトするヒロイン・桃子役の川越ゆいさんがとても魅力的なかたで、川越さんの存在感によって映画に真実味が加わったように思います。
ぜひ、映画館で見ていただけましたらうれしいです。

(c)太田慶

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