キャスティングディレクターのドキュメンタリーが公開 (original) (raw)

“ハリウッドの顔を変えた女性”とは、キャスティングに迫るドキュメンタリー公開

2022年2月10日 6:00 1

映画のキャスティングに関するドキュメンタリー「Casting By」が「キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性」の邦題で、4月2日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。

どの俳優がどの役を演じるかという配役に関わるキャスティングディレクター。2012年に製作された本作では、ハリウッドで長年活躍した先駆者として知られるマリオン・ドハティを中心に、キャスティングという仕事の神髄に迫る。トム・ドナヒューが監督を務めた。

1960年代にそれまで舞台で活動していたダスティン・ホフマンをドラマ「裸の町」、アル・パチーノを映画「ナタリーの朝」に起用するなど、従来のハリウッドとは異なる方法論でキャスティングを推し進めたドハティ。アメリカン・ニューシネマの隆盛にも貢献し、「スローターハウス5」の冒頭において、キャスティングディレクターとして初めて単一画面に1人のクレジットが与えられた人物とも言われている。2011年に88歳で死去するまで関わった作品は80本以上に及んだ。

本作には多くの映画監督や俳優が出演。ホフマンやパチーノのほか、ウディ・アレンクリント・イーストウッドグレン・クローズジョン・トラボルタマーティン・スコセッシメル・ギブソンロバート・デ・ニーロロバート・レッドフォードが登場する。

(c)Casting By 2012

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