アピチャッポン監督作に坂本龍一、西島秀俊がコメント (original) (raw)
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督作「MEMORIA メモリア」を鑑賞した坂本龍一、西島秀俊からコメントが到着した。
南米コロンビアを舞台に、自分にしか聞こえない爆発音に悩まされる女性ジェシカの姿を描いた本作。ティルダ・スウィントンがジェシカ、彼女が病院で出会う考古学者アニエスにジャンヌ・バリバールが扮した。
坂本は「ある場所が過去を記憶しているとして、ある人にはそれが音として聞こえる。記憶と音の映画。」とコメント。そして西島は「耳鳴りがしそうなくらいの静寂、そして神聖さ。記憶、夢というテーマはそのままに、アピチャッポン監督が新たな次元に進んだと感じました」と、2021年11月に行われた第34回東京国際映画祭のトークシリーズ「アジア交流ラウンジ」内で語った。
「MEMORIA メモリア」は3月4日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。
(c)Kick the Machine Films, Burning, Anna Sanders Films, Match Factory Productions, ZDF/Arte and Piano, 2021.
アピチャッポン・ウィーラセタクンのほかの記事
アピチャッポン・ウィーラセタクンのほかの記事
アピチャッポン・ウィーラセタクンの映画作品