「MIRRORLIAR FILMS」シーズン3監督に山田孝之ら (original) (raw)

「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)」Season3における監督、キャストの第2弾ラインナップが発表された。

年齢や性別、職業、若手とベテラン、メジャーとインディーズの垣根を越えて短編映画を制作するプロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」。プロジェクトの発起人でもある山田孝之、俳優やミュージシャンとしても活躍する渡辺大知、映像クリエイターの野崎浩貴、俳優の村岡哲至がSeason3に監督として加わることがこのたびわかった。

山田の監督作「沙良ちゃんの休日」には南沙良紀里谷和明が出演。詐欺を働く男と彼の浮気を疑う彼女を描いた「Good News,」には藤原季節夏子が参加した。疎外感を感じながら生きる小学生の日々を野崎が描いた「絶滅危惧種」に出演したのは平野虎冴、増田真大、来夢、原扶貴子ビートきよし。村岡哲至が自身の家族の葬儀を題材にした「家族送」のキャストには本人のほか村岡魯檀、村岡由梨、村岡由季子が名を連ねた。

南は「沙良ちゃんの休日」について「1回目、2回目と観るたびに感じ方が違うかもしれません。ただそれも今作の見どころでもあると思います。私自身まだ作品を見れていないので、完成がとても楽しみです」とコメントしている。

MIRRORLIAR FILMS Season3」は東京のT・ジョイ PRINCE 品川ほか全国で5月6日に公開。

野崎浩貴 コメント

例えば小学生やおばあちゃんたちが作る映画だって当たり前にある方がいいです。この企画には必須条件はありません。少し前までサラリーマンだった僕も作ります。しかも全て劇場公開されます。すでにもう楽しみです。

村岡哲至 コメント

2020年は自分にとっても大きな「変化」そして挑戦の年となりました。
長い自粛生活を通して一番に感じた、家族の存在の大きさ、大切さ。家族と過ごす時間が長い今だからこそ、家族をテーマに、家を舞台にした、家族出演による作品を作りたいと思い、今回の家族送」を制作しました。監督も初挑戦なら、出演してくれた家族も映画に初挑戦。初めてづくしの今回の作品ですが、必死に挑む家族の姿を通して、家族の愛しさや可笑しさを感じて頂けたら幸いです。

山田孝之 コメント

与えられたのは自由な表現の時間。制限が無いと聞けば、人は自分で制限をどんどん増やすから面白い。予算は? 日数は? 人数は? 機材は? 納品は? 自分一人スマホを片手に佇むこともできるし、熟考の末予算を増やし結集させることもできるだろう。5分~15分の短い時間の意味は、強さも弱さも全てを含めた己との戦いから始まる。既に100で恐れているから未来は明るい。

渡辺大知 コメント

僕は元々バンドをやっていて音楽のはたけにいたのですが、映画が好きで、映画の魅力について深く知りたくなって、映像の大学に通い、普段役者としても映画の現場に参加させてもらうようになりました。今回のありがたい縁を大切にして、より映画のことを知るきっかけに出来たら嬉しいです。

(c)2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

開始5秒で心をつかまれた「ロッキー」