アンセル・エルゴートが渡辺謙や山下智久ら絶賛 (original) (raw)

アンセル・エルゴートが共演者を続々絶賛「謙さんはレジェンド」「智久はイケメン」

2022年4月6日 13:11 13

ハリウッド共同制作オリジナルドラマ「TOKYO VICE」の記者会見が本日4月6日に東京・八芳園で行われ、キャストのアンセル・エルゴート渡辺謙菊地凛子伊藤英明笠松将山下智久が出席した。

マイケル・マンが製作総指揮と第1話の監督を務めた本作は、WOWOWと米HBO maxによる全8話のドラマシリーズ。日本で新聞記者として働いた経験を持つアメリカ人ジャーナリストのノンフィクション書籍をもとに、1990年代の東京のリアルで凶暴な裏の様相があぶり出される。

危険な裏社会へ足を踏み入れる警察担当記者ジェイクを演じたエルゴートは、流暢な日本語で共演者たちを1人ひとり紹介。まずは「渡辺謙さんはレジェンド。一緒に仕事ができて光栄です。初めて観た謙さんの映画は『インセプション』で、表情と声の素晴らしさに感動しました。『硫黄島からの手紙』も感動的でした」と尊敬のまなざしを向ける。渡辺から「この作品の話をしろよ!(笑)」とツッコまれると、すかさず「『明日の記憶』も……」と被せて笑いを取るほどの余裕も見せた。

さらにエルゴートは「英明さんとはとても馬が合いました。新年には故郷に招いていただいて、たくさんいい思い出ができました」「将さんの演技が大好きです。クールで不思議な魅力がある俳優です」「菊地凛子さんは感情をリアルに自由に表現します。自然に出る演技にハッとさせられるんです」と次々と述べていく。山下に関しては共演シーンはなかったものの「智久の演技はかっこよくて、みんなもよくわかるほどのイケメンです。ホストのキャスティングは完璧だったと思います」と満足げに語り、山下と笑顔でアイコンタクトを交わした。

撮影は全編日本で行われ、エグゼクティブプロデューサーも務めた渡辺は、脚本の日本語や小道具が時代・役柄に合っているかをチェックする業務も担ったという。「1990年代を描くのは近いようで遠い。衣装にしても小道具にしてもひと昔前のもの。マン監督のリアリスティックな表現に全スタッフが付いていくのは本当に大変でしたが、みんな『こんなに楽しくて豊かな現場が体験できて面白かった』と話していました」と撮影を振り返り、充実感をにじませた。

また山下は、演じた役どころを「カリスマホストというか……クソホストなんですけど(笑)」と自ら“訂正”。「マン監督からアドバイスをもらって、完璧じゃなくてもかっこ悪くても、ありのままの自分でいることを認めてもらえた気がして、心地よかった。1秒1秒を噛み締めながら現場にいました」と意義深い作品で合ったことを明かした。

「TOKYO VICE」は第1話が明日4月7日にWOWOWオンデマンドで配信開始。4月24日よりWOWOWプライム、WOWOW 4Kで放送される。

(c)HBO Max / Eros Hoagland (c)HBO Max / James Lisle

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