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増田貴久はシェアハウスに住めるか?「憧れます」と意気込むも潔癖症を指摘される

2022年4月9日 5:00 23

ドラマ「吉祥寺ルーザーズ」のオンライン記者会見が4月8日に行われ、増田貴久NEWS)、田中みな実片桐仁田島芽瑠濱田マリ國村隼が出席した。

秋元康が企画・原作を担当する本作は、“6人の負け組=ルーザーたち”のシェアハウス生活を描く物語。不思議な募集方法で集まった性別も年齢も職業もばらばらな6人が、謎めいた吉祥寺の一軒家で暮らすさまを追う。増田が高校教師の主人公・安彦聡、田中が元女性ファッション誌編集長で夫と離婚調停中の大庭桜、片桐が自称芸人の実演販売員・秦幡多、田島が博多から上京してきた生意気なキャバ嬢・望月舞、濱田が借金まみれの公務員・胡桃沢翠、國村が広告代理店をリストラされた池上隆二を演じた。

本作の出演が決まった際の心境を増田は「お話をいただいたときは、台本を見ない状態で説明書きを読んで『ぜひやらせてください』という感じだった。台本を読むと『マジか、やっちゃった』と思うくらい、セリフの量も多いですし、1シーンが11~12ページくらいある。初めはびびってましたね」と振り返る。田中も「私の役は自分のルールに反することがあるとせきを切ったようにしゃべり出すんです。(セリフを)覚えられるのかなと心配で、台本やキャストの顔をプリントして自宅に貼って練習していました」と打ち明けた。田島は「こんなに豪華なキャストの方々なのに、クランクイン前のコメントが『セリフが多い』と不安そうで、その中に入って大丈夫なのかなとドキドキした気持ちで台本を読みました」と述懐。

自身の役柄について増田は「普通に楽しく優しく過ごしてきたけど、あることがきっかけで心が折れてしまった人。クセの強いキャラクターがたくさんいる中で、フラットで一番見やすい人でいたらいいのかなと思って演じています」と語った。田中扮する桜について片桐は「世間のイメージの田中みな実さんそのまま」と分析。増田も「実際に話したら違うけど、思っていた田中みな実さんはこれ(桜のキャラクター)です」と共感した。また片桐は「これから実演販売のシーンがありまして、まくしたてるようにしゃべらなければいけない。なんて言っているかわかるように気を付けます。台本は面白いけど、やるのかこれ......っていうね(笑)」と述べて笑いを誘う。

演じるうえで大切にしていることとして、濱田は「(登場人物の)ダークな部分が見えてくる瞬間が面白いと思うので、どれくらいの配分で出していくのがいいのかなと思いながら演じています」、國村は「『この人だったらシェアハウスに住もうとするかも』というリアリティを伝えられたら」と話した。

「シェアハウスに住みたいか?」という質問に対して増田が「住んでみたいです! おしゃれな共有スペースがあって各自の部屋があるっていうのは憧れます」と答えると、共演者から次々に心配の声が。潔癖症という指摘に対して「きれい好きです!」と訂正するも、「できないかもしれないですね」と意見を一転させ会場を笑いに包む。

最後に増田は「心が優しくなるきっかけになるドラマだと思います。個性豊かなキャストがいるので、いろんな目線に自分を当てはめて観ていただけたらと思います」と伝え、記者会見を締めた。

「吉祥寺ルーザーズ」は4月11日にテレビ東京系でスタート。毎週月曜23時6分よりオンエアされる。池田テツヒロが脚本を手がけ、佐藤祐市松木創小林義則が監督を務めた。

ドラマプレミア23「吉祥寺ルーザーズ」

テレビ東京系 2022年4月11日(月)スタート 毎週月曜 23:06~23:55
※地上波放送終了後、Paravi、ひかりTVで配信
※Tverでは放送と同時にリアルタイム配信を実施

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(c)「吉祥寺ルーザーズ」製作委員会