堤真矢の監督作「もうひとつのことば」公開 (original) (raw)
堤真矢の監督作「もうひとつのことば」公開、ポスタービジュアルも解禁
2022年5月25日 13:00 6
門真国際映画祭2021で審査員特別賞を受賞した「もうひとつのことば」が、7月22日に東京・池袋HUMAXシネマズで公開決定。あわせてポスタービジュアルと応援コメントが到着した。
2020年夏の東京を舞台とする本作は「ワンコイン英会話カフェ」に参加した男女が織りなすラブコメディ。仕事や経歴など嘘をついて会話に参加するミキと、アメリカでの活動を志すも渡航を制限されている俳優の健二が、“別人になりきって英会話カフェに参加するゲーム”に興じるさまが描かれる。
「あの日々の話」の菊池真琴と「サクリファイス」の藤田晃輔がダブル主演を務めたほか中山利一、連下浩隆、新井敬太らが出演。「パラレルワールド・シアター」の堤真矢が監督・脚本・編集を担当した。
俳優の豊満亮は「映画の終盤には、まるで花火大会がクライマックスを迎えた時のような高揚感ともの哀しさが、心のなかで入り混じる。まだ終わらないでくれ。ふたりの行く末をもっと見守っていたい。そう祈ってしまうほどに、このふたりに釘付けになった」とつづっている。
豊満亮(俳優)コメント
たとえ刹那的な思い出であれ、ときめきがあれば永遠に美しく残りつづけるのではないか。
逆に、誰もが羨む絵に描いたような人生でも、ときめきがなければ充足感は得られないのかもしれない。
この男女が見ている東京は、美しさと愛おしさで溢れていた。
映画の終盤には、まるで花火大会がクライマックスを迎えた時のような高揚感ともの哀しさが、心のなかで入り混じる。
まだ終わらないでくれ。ふたりの行く末をもっと見守っていたい。そう祈ってしまうほどに、このふたりに釘付けになった。
河内彰(映画監督)コメント
あなたが家を出るときに、映画みたいな出来事が起きたら良いと思っても、
きっと起こったことはない(はず)でしょう。
ところがもし、私たちに映画が優しく歩み寄り、その足音が聞こえたら、
私たちは映画に、そして映画は私たちの日常に、もっと恋をするでしょう。
この映画から、そんな福音が聴こえて幸せでした。
たとえそれが恋のように勘違いだとしても、です。
セレナ・ドゥ(サンディエゴ・アジアン映画祭プログラマー)コメント
堤真矢監督は、終わらないパンデミックから、私たちを助け出してくれる。
ウソと英会話が盛りだくさんの、チャーミングなラブコメで!?
TAMA映画フォーラム(TAMA NEW WAVE実行委員会)コメント
「英会話カフェで虚構の人物を演じて話す」という設定がまず面白い。
観終わった後は、(とにかくこういう楽しいことしたい。。。)という気持ちでいっぱいになった。
「お互いの人生に立ち入らない」「日本語では嘘をつかない」この2つのルールが、恋愛モノとしてのドキドキ感を高めるギミックとして活きています。
ラストシーンの軽妙でハートフルなまとめ方には拍手を贈りたい。
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(c)2021 Tick Tack Movie