リューベン・オストルンドが2度目のパルムドール受賞 (original) (raw)

第75回カンヌ国際映画祭、リューベン・オストルンドが2度目のパルムドール受賞

2022年5月29日 11:38 38

第75回カンヌ国際映画祭がフランス現地時間5月28日に閉幕した。

コンペティション部門の最高賞パルムドールを受賞したのは、「ザ・スクエア 思いやりの聖域」でも5年前に同賞を手にしたリューベン・オストルンドの最新作「Triangle of Sadness(原題)」。同作では、豪華客船での船旅に招かれたモデルのカップルが、嵐によってほかの裕福な乗客たちとともに無人島へ取り残されるさまが描かれる。

グランプリを受賞したのは「Girl/ガール」のルーカス・ドンによる「Close(原題)」と、クレール・ドゥニの「Stars at Noon(原題)」。最優秀監督賞を「Decision to Leave(英題)」のパク・チャヌク、最優秀脚本賞を「Boy from Heaven(英題)」のタリク・サレーが獲得した。

審査員賞に選ばれたのはイエジー・スコリモフスキの「Eo(原題)」、シャルロッテ・ファンデルメールシュフェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲンによる「Le otto montagne(原題)」。第75回記念賞がダルデンヌ兄弟の「Tori et Lokita(原題)」に贈られた。

最優秀女優賞は「Holy Spider(原題)」のザーラ・アミール・エブラヒミ、最優秀男優賞は「ベイビー・ブローカー」のソン・ガンホが獲得。ある視点賞はリーズ・アコカとロマーヌ・ゲレの「Les Pires(原題)」が受賞した。

新人監督に与えられるカメラドールは「War Pony(原題)」のライリー・キーオとジーナ・ギャメルの手に。カメラドールのスペシャルメンション(特別賞)は早川千絵の「PLAN 75」に贈られた。

主な受賞結果は以下の通り。

第75回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門 受賞結果

パルムドール

リューベン・オストルンド「Triangle of Sadness」

グランプリ

ルーカス・ドン「Close」
クレール・ドゥニ「Stars at Noon」

監督賞

パク・チャヌク「Decision to Leave」

脚本賞

タリク・サレー「Boy from Heaven」

審査員賞

イエジー・スコリモフスキ「Eo」
シャルロッテ・ファンデルメールシュ、フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン「Le otto montagne」

第75回記念賞

ジャン=ピエール・ダルデンヌリュック・ダルデンヌ「Tori et Lokita」

最優秀女優賞

ザーラ・アミール・エブラヒミ「Holy Spider」

男優賞

ソン・ガンホ「ベイビー・ブローカー」

第75回カンヌ国際映画祭 ある視点部門 受賞結果

ある視点賞

リーズ・アコカ、ロマーヌ・ゲレ「Les Pires」

審査員賞

サーイム・サーディク「Joyland(原題)」

最優秀監督賞

Alexandru Belc「Metronom(原題)」

最優秀パフォーマンス賞

ヴィッキー・クリープス「Corsage(原題)」
アダム・ベッサ「Harka(原題)」

最優秀脚本賞

マハ・ハジ「Mediterranean Fever(原題)」

カメラドール

ライリー・キーオ、ジーナ・ギャメル「War Pony」

スペシャルメンション

早川千絵「PLAN 75」

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