「七人樂隊」サモ・ハンが“香港が一番”と語るものは (original) (raw)

「七人樂隊」サモ・ハンのインタビュー到着、“香港が一番だ”と語るものは

2022年9月17日 15:00 19

オムニバス映画「七人樂隊」の一編「稽古」を監督したサモ・ハンのインタビュー映像がYouTubeで公開された。

本作はサモ・ハンのほか、アン・ホイ、パトリック・タム、ユエン・ウーピン、ジョニー・トー、リンゴ・ラム、ツイ・ハークという香港で活躍する7人の監督が1950年代から未来まで、担当する年代をクジで選び撮影した作品。「稽古」では1950年代、サモ・ハンが子供時代に通っていた戯劇学校でのエピソードをもとに、学校の建物の屋上でカンフーの稽古に励む少年少女たちと師匠の厳しくもコミカルなやり取りが描かれた。師匠役でサモ・ハンの長男であるティミー・ハンが出演している。

映像の中でサモ・ハンは「僕はわんぱくだった」と自身の子供時代を振り返り、1950年代の香港について「みんな食べるのに必死だった」「当時は親たちもおそらく、仕事が一番重要だったので子供の面倒が見られない。そこで我々を師匠に預けた。世話してもらえるうえに、武術を習えるからね」と語っている。

フィルム時代の作品に敬意を表し、全編35mmフィルムで香港各時代の“美しい瞬間”を捉えた本作。サモ・ハンは「我々は20年以上フィルムで撮ってきたけど、突然それはなくなった。だから今回フィルムで撮るとすごく懐かしい感じがしたよ」と伝える。そして「香港にあってほかの国では手に入らないものは、ワンタン麺、チャーシュー飯、この2つはどこと比べても香港が一番だ」と茶目っ気たっぷりに話し、「香港は特別な街なんだ。昔の香港がとても懐かしいよ」と述べた。また映像の中で彼は、香港映画を愛する日本のファンにメッセージを送っている。

「七人樂隊」は10月7日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。なお本作の公開を記念し、サモ・ハンが監督・主演・アクション監督を務めた「おじいちゃんはデブゴン」が9月30日より新宿武蔵野館で上映される。

※「おじいちゃんはデブゴン」はR15+指定作品

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