松井玲奈の主演作「緑のざわめき」が来年秋公開 (original) (raw)
松井玲奈の主演作「緑のざわめき」来年公開、夏都愛未が三姉妹描くシスターフッド映画
2022年9月22日 17:00 8
松井玲奈が主演を務める「緑のざわめき -Saga Saga-」が2023年秋に公開されることが明らかに。場面写真2枚が到着した。
「浜辺のゲーム」「21世紀の女の子」などで知られる夏都愛未が監督した本作は、女優を辞め東京から生まれ故郷のある九州に移住しようと福岡にやってきた小山田響子を主人公とするシスターフッド映画。響子の就職活動が進まない中、地元に帰ってきた彼女を密かにストーキングする異母妹の本橋菜穂子は、偶然を装い響子との接触を試みる。そして、響子の手帳からもう1人の異母妹・小暮杏奈の情報を盗む菜穂子。菜穂子は電話を使い杏奈とつながりを持つことになる。
響子役の松井は「脚本をいただきどこか寂しげな雰囲気のある響子に惹かれ、この不思議な生い立ちの三姉妹に出逢いたいと感じました」と振り返り、「ファミリー・ツリーという言葉があるように、家族の繋がりは木の枝や、その先に付く葉のように広がりを見せていきます。家族とは何か、血のつながりとはなんなのか、彼女たちが形の曖昧なファミリー・ツリーに引き寄せられる様は、人間味に溢れています」とつづった。
また夏都は「東京での生活に疲れ、生まれ故郷の九州に戻った元女優の主人公が、これまで知らなかった事実と向き合いながらも、同じく自分の居場所を見つけようと人知れずもがく女性たちに出会い、彼女たちと邂逅し、静かに連帯していく物語です。主人公を演じる松井玲奈さんの姿を通して、都市と田舎を行き来する旅をしているような作品になっていると思います」と紹介している。
松井玲奈 コメント
「緑のざわめき」はバラバラに生活をしていた異母姉妹の三人が、引き寄せられるように出会い、関わりを持つ物語になっています。脚本をいただきどこか寂しげな雰囲気のある響子に惹かれ、この不思議な生い立ちの三姉妹に出逢いたいと感じました。ファミリー・ツリーという言葉があるように、家族の繋がりは木の枝や、その先に付く葉のように広がりを見せていきます。家族とは何か、血のつながりとはなんなのか、彼女たちが形の曖昧なファミリー・ツリーに引き寄せられる様は、人間味に溢れています。その愛おしい瞬間を、夏都監督が佐賀の緑豊かな景色と共に映像にとじ込めてくださいました。
夏都愛未 コメント
4年ほど企画を温め、撮影に挑んだ作品です。東京での生活に疲れ、生まれ故郷の九州に戻った元女優の主人公が、これまで知らなかった事実と向き合いながらも、同じく自分の居場所を見つけようと人知れずもがく女性たちに出会い、彼女たちと邂逅し、静かに連帯していく物語です。主人公を演じる松井玲奈さんの姿を通して、都市と田舎を行き来する旅をしているような作品になっていると思います。
(c)Saga Saga Film Partners
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