ルーニー・マーラら出演「Women Talking」予告 (original) (raw)
ルーニー・マーラ、フランシス・マクドーマンドらが共演する「Women Talking(原題)」から初映像となる予告編がYouTubeで公開された。
本作は、電気などの近代文明を排した生活を続ける“メノナイト”と呼ばれるキリスト教の一派のコミュニティを舞台とした物語。モロツナという架空の町で、長年にわたってレイプ被害に遭っていたメノナイトの女性たちがある事件をきっかけに小屋に集まり、自分たちの被害と生活について議論を始める。
原作はミリアム・トウズが2018年に発表した同名小説。同作は2005年から2009年にかけてボリビアのコロニーで、メノナイトの女性たちが相次いで強姦された実際の性犯罪を題材にしている。「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」「テイク・ディス・ワルツ」で知られるサラ・ポーリーが「物語る私たち」以来10年ぶりに長編映画の監督を務めた。マーラやマクドーマンドのほか、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ジュディス・アイヴィー、ベン・ウィショーらが出演。マクドーマンドはプロデューサーも兼任した。
ポーリーは公式のステートメントとして「本質的に意見が異なる女性たちが、自分たちや子供たちのためによりよい世界を築くために、どうすれば前進できるかを考え、会話を交わします。『Women Talking』の出来事の背景には暴力がありますが、映画は暴力的ではありません。彼女たちが経験した暴力を、私たちは決して目にすることはありません。その余波を短く垣間見るだけです。その代わり、私たちは女性たちのコミュニティが、時間のない中で集団としてどのような対応をとるかを決めなければならない姿を目の当たりにするのです」と語っている。
「Women Talking」は12月2日にアメリカの一部劇場で公開。12月25日から順次封切られる。ポーリーやマクドーマンドのインタビュー、撮影現場の様子などを収めた特別映像もYouTubeで公開中だ。日本公開は未定のため続報を待とう。
(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)
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