フランソワ・オゾンが安楽死望む父と娘描いた映画公開 (original) (raw)
フランソワ・オゾン監督作が来年2月に公開、安楽死を望む父と娘の葛藤描く
2022年11月7日 14:00 8
フランソワ・オゾンの監督作「すべてうまくいきますように」が2023年2月3日に全国で公開される。
本作は「スイミング・プール」の脚本家エマニュエル・ベルンエイムの自伝的小説をもとに、安楽死を望む父親に振り回される娘の葛藤を描いた作品。ユーモアと好奇心にあふれ、生きることを愛していた85歳のアンドレは、脳卒中で倒れたことにより体の自由がきかなくなったという現実を受け入れられず、人生を終わらせるのを手伝ってほしいと娘のエマニュエルに頼む。小説家のエマニュエルは父の気が変わることを望みながらも、合法的に安楽死を支援するスイスの協会とコンタクトを取ることに。一方、リハビリが功を奏し日に日に回復するアンドレは、孫の演奏会やお気に入りのレストランへ出かけ、生きる喜びを取り戻したかのように見えた。しかし、彼は楽しい旅行の日を決めるかのように娘たちに“最期の日”を告げる。
エマニュエルを「ラ・ブーム」などで知られるソフィー・マルソーが演じ、父のアンドレ役で「私のように美しい娘」のアンドレ・デュソリエが出演。母のクロードに「さざなみ」のシャーロット・ランプリング、エマニュエルの妹パスカルに「17歳」のジェラルディーヌ・ペラス、安楽死を支援する協会から派遣されてくる怪しげなスイス人女性に「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」のハンナ・シグラが扮した。
「すべてうまくいきますように」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマほかで公開。
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(c)2020 MANDARIN PRODUCTION – FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION – SCOPE PICTURES
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