朝比奈彩の主演作「レッドシューズ」公開 (original) (raw)
朝比奈彩がシングルマザーのボクサー演じた「レッドシューズ」公開
2022年11月8日 18:00 8
朝比奈彩が主演を務めた「レッドシューズ」が、12月9日に北九州で先行公開。2023年2月24日より東京・新宿ピカデリーほか全国で上映される。
本作は「カノン」の雑賀俊朗が監督を務め、地元の北九州でオールロケ撮影を行ったオリジナル映画。娘と2人で暮らす真名美が、ある日家庭裁判所に呼びされた。女子ボクシングに打ち込む真名美の経済状況が悪く、娘を義母が育てるべきだと行政が判断したのだ。そんな中、正義感の強い真名美は職場で理不尽な目に遭っている同僚をかばったことで失業してしまう。彼女は周囲の支えにより新たに老人介護施設での仕事を得るが、そこで事故を起こし、娘と一緒にいられない状況に。ボクシングの試合に勝ちファイトマネーを得て娘を取り戻すため、真名美のチャンピオンへの挑戦が始まる。
朝比奈が本格的なトレーニングを受け、真名美役で主演。真名美のトレーナーを市原隼人、親友・由佳を佐々木希、義母を松下由樹、介護施設の先輩を観月ありさが演じた。主題歌は岡本真夜の「カナリア」。YouTubeでは予告編が公開されている。
朝比奈彩 コメント
とうとう公開日が決まったということで、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。
一人でも多くの方に見て頂きたい、そんな作品になっております。
雑賀俊朗 コメント
この映画の発想の原点は、私が少年時代に見て感動した映画「ロッキー」でした。数十年想い描いてきた“ボクシング”と“故郷・北九州市での撮影”という、2つの夢のキーワードを達成させた映画です。この作品の初稿は2005年でした。映画製作は、大人の文化祭だと思っています。一人では創りあげることはできません。たくさんの仲間たちの愛と熱意が結集して、このコロナ禍で撮影し、上映まで辿り着くことができました。ボクシングシーンは、迫真のファイトシーンが収録できましたし、北九州市の景観の美しさも収録できました。そして、何より魂を込めて作りました、この母と娘の愛の物語を堪能していただければ嬉しいです。
岡本真夜 コメント
親が子を思う気持ちは無償の愛。
この子のためなら命でさえも捧げられる、という思いは私も一人の親として同じです。
真名美の強く儚い気持ちを歌にしました。
「無情なる歪んだ世界 生きたい場所はひとつ 君がいる世界」
ファンタジア国際映画祭2022 コメント
雑賀俊朗監督の「レッドシューズ」は、対戦相手がリングで無条件に解き放たれた伝説的ボクシング映画「ロッキー」と不安定な母性の本能的な側面を取り上げたハル・ベリーの秀作「ブルーズド ~打ちのめされても~」の間に位置する作品である。
この記事の画像・動画(全2件)
(c)映画レッドシューズ製作委員会