「ストレンジ・ワールド」監督がジブリの影響語る (original) (raw)

ジブリ作品の影響も、ディズニー新作「ストレンジ・ワールド」プレミアで監督が語る

2022年11月16日 21:27 2

ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界」のワールドプレミアが、米ロサンゼルスのエルキャピタンシアターで現地時間11月15日に行われた。

ディズニー・アニメーション・スタジオが手がけた本作は、未知なる世界に誘われた冒険嫌いの農夫サーチャーが、ミステリアスな生物であふれる奇妙な“もうひとつの世界”の秘密に迫るさまを描いたアクションアドベンチャー。会場には声優を務めたジェイク・ギレンホールジャブーキー・ヤング=ホワイトらキャスト陣や、監督のドン・ホール、共同監督および脚本を担当したクイ・グエン、音楽を手がけたヘンリー・ジャックマンら制作陣が集まった。

ホールは監督作「ベイマックス」で東京とサンフランシスコからインスピレーションを得た架空都市“サンフランソウキョウ”を舞台にするなど、大の日本好き。本作のファンタジー空間を生み出すうえでも日本のアニメーションに影響を受けたそうで「特に宮崎駿さんの映画は僕の中ではとても大きくて、これまで観た作品の中でももっとも好きです。『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』、それから『もののけ姫』も大きな影響を受けた作品です」とスタジオジブリ作品について言及する。またホールは「(本作には)ミッキーが1回から2回は出てくると思います。ベイマックスも出てきますし、『くまのプーさん』のキャラクターも出てくるかもしれません」と明かした。

ディズニー・アニメーション・スタジオのクリエイティブオフィサーで、製作総指揮を担当したジェニファー・リーは「(本作は)父親と息子、そしてまたその息子たちに関しての話で、家族が次の世代に何を残してあげられるのかという物語。私たちみんなが考えることで、作品には美しいメッセージが込められています」と語る。最後に主人公サーチャー役のギレンホールは、日本のファンに向けて「これまで皆さんが観てきた作品とまったく違うものになっています。すべてが新しく、そのアニメーション技法に驚かされます。皆さんがこの映画を観て楽しんでくれることを願っています」と熱く呼びかけた。

「ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界」は11月23日に全国で公開。

(c)2022 Disney. All Rights Reserved.

※動画は現在非公開です。

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