石丸幹二と水樹奈々、ミュージカル映画の吹替声優に (original) (raw)
石丸幹二と水樹奈々がミュージカル映画「シング・フォー・ミー、ライル」吹替版で歌う
2023年1月20日 9:00 10
石丸幹二と水樹奈々がミュージカル映画「シング・フォー・ミー、ライル」日本語吹替版に参加していることが明らかに。あわせて日本版ポスタービジュアルが到着した。
「俺たちフィギュアスケーター」のウィル・スペックとジョシュ・ゴードンが監督を務めた本作では、歌でしか思いを伝えられないワニのライルが、孤独な少年と心を通わせるさまが描かれる。ライル役はシンガーソングライターのショーン・メンデスが担当し、日本語吹替版では大泉洋が声を当てた。
石丸はハビエル・バルデムが演じたヘクター役、水樹はコンスタンス・ウー演じるミセス・プリム役で出演。ヘクターはショービジネス界から追放寸前のショーマンで、ライルと出会い、ともに歌い踊ることで心を通わす相手となる。ミセス・プリムはライルと友情を育む少年ジョシュのキュートで快活なステップマザーという役どころだ。
石丸は「ヘクターの存在感には冒頭から持っていかれました。周りを翻弄しつつ惹き込んでいく彼の手練手管が、これでもかと出てくる。しかも、ショーマンシップ爆発の圧倒的な歌唱。これは挑みがいがあるぞと思いました」とコメント。水樹は「歌唱シーンでは、その彼女の心の葛藤が描かれていて、クライマックスへ向けて徐々に解放されていく場面は歌っていてとても楽しく、思わず身体が動いていました」と収録を振り返った。
本作のムビチケカードは1月20日に発売。劇場前売り特典としてミニ巾着が数量限定で配布される。
「シング・フォー・ミー、ライル」は3月24日より全国ロードショー。
石丸幹二 コメント
あの名優ハビエル・バルデムの吹替。
私で良いのかと躊躇しましたが、「あなたのそのままの声が、彼の声になるんです」との力強い言葉を監督から頂き、真摯な気持ちで向き合えました。
それにしても、ヘクターの存在感には冒頭から持っていかれました。周りを翻弄しつつ惹き込んでいく彼の手練手管が、これでもかと出てくる。しかも、ショーマンシップ爆発の圧倒的な歌唱。これは挑みがいがあるぞと思いました。
ヘクターにとってライルは商売道具ではなくパートナーなんです。コミュニケーションの手段が唯一「歌」であるライルの心を、彼は音楽でノックしていく。すでに録音済みの大泉洋さんの歌に声を重ねていき、ライルと真のパートナーになれた瞬間、ヘクターである私の心はゾクッと痺れました。
音楽は、二人の感動シーンをいくつも彩っています。お互いの絆を確かめ合った階段でのリズムセッション。何より、愛する家族の前での陽気なパフォーマンス! じつは、そのささやかな舞台こそが、ライル&ヘクターコンビにとって最高のクライマックスなんですよね。
水樹奈々 コメント
「グレイテスト・ショーマン」「ラ・ラ・ランド」は、共に劇場で拝見した大好きな作品で、その音楽制作チームが手掛ける新たな作品にまさか携わることが出来るなんて!と、とても興奮しました!
ライルはじめ、それぞれのキャラクター達の心に寄り添う素晴らしい楽曲ばかりで、音楽を通じて繋がるという作品世界に一瞬で引き込まれました。
私が日本語吹き替えを担当させていただくミセス・プリムは、愛する夫と息子のために良い母親であろうと奮闘しているのですが、完璧を追い求めるあまり空回りしているキャラクター。彼女の生真面目な部分と、根っこにある子供のような無邪気さを同居させながら演じられたらと思いました。
歌唱シーンでは、その彼女の心の葛藤が描かれていて、クライマックスへ向けて徐々に解放されていく場面は歌っていてとても楽しく、思わず身体が動いていました。自然と笑顔になれる楽曲なので、とてもお気に入りです!
ライル役の大泉さんの優しい歌声も素敵で、台詞ではなく歌で会話をする様々な表情に聴き入ってしまいました。
ライルを通じて生まれる温かい絆と、躍動的なエネルギーをぜひ感じていただけたらと思います!
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