カンヌで審査員賞「帰れない山」が5月公開 (original) (raw)

第75回カンヌ国際映画祭で審査員賞に輝いた「Le otto montagne」が「帰れない山」の邦題で5月5日に公開。ティザービジュアルが到着した。

パオロ・コニェッティによるベストセラー小説をもとにした本作は、北イタリアのモンテ・ローザ山麓を舞台とした“大人の青春映画”。都会育ちで繊細な少年ピエトロは両親と休暇を過ごしていた山麓の小さな村で、野性味たっぷりの牛飼いで同い歳のブルーノに出会う。対照的な2人だったが、大自然の中を駆け回り濃密な時間を過ごすことに。やがて思春期のピエトロは父親に反抗し、家族や山からも距離を置いてしまう。時は流れ、父の悲報を受け村に戻ったピエトロは、ブルーノと再会を果たす。

主人公のピエトロを「マーティン・エデン」のルカ・マリネッリが演じ、親友のブルーノ役で「ザ・プレイス運命の交差点」のアレッサンドロ・ボルギが出演。フィリッポ・ティーミ、エレナ・リエッティもキャストに名を連ねた。監督を務めたのは「ビューティフル・ボーイ」のフェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲンと「オーバー・ザ・ブルースカイ」の脚本に携わったシャルロッテ・ファンデルメールシュ。2人で脚本も執筆した。

イタリア、ベルギー、フランスの合作映画「帰れない山」は東京・新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほか全国で公開。「TITANE／チタン」の撮影監督であるルーベン・インペンスが撮影を担当した。

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