実話をもとにした「アウシュヴィッツの生還者」公開 (original) (raw)
バリー・レヴィンソン監督作、実話をもとにした「アウシュヴィッツの生還者」公開
2023年4月28日 13:00 2
「レインマン」「グッドモーニング・ベトナム」などで知られるバリー・レヴィンソンの監督作「The Survivor」が、「アウシュヴィッツの生還者」の邦題で8月11日に公開される。
アウシュヴィッツからの生還者の息子が、父の半生について書き上げた実話をもとにした本作。1949年、ナチスの収容所から生還したハリー・ハフトは渡米してボクサーとして活躍する一方で、生き別れになった恋人レアを探していた。レアに自分の生存を知らせようと、記者の取材を受けたハリーは「自分が生き延びた理由は、ナチスが主催する賭けボクシングで同胞のユダヤ人に勝ち続けたからだ」と告白し、一躍時の人に。だがレアは見つからず、引退したハリーは別の女性と新たな人生を歩んでいたが、レアが生きているという知らせが届く。
主人公ハリーを演じたのは「インフェルノ」のベン・フォスター。アウシュヴィッツ時代の過酷な状況を表現するにあたり、体重を28kg落としたのち、戦後のシーンを撮影するために元の体重に戻した。フォスターは「この種の肉体改造の限界に挑戦した」とコメントしている。
また婚約者を戦争で亡くし、ハリーに思いを寄せるミリアムに「ファントム・スレッド」のヴィッキー・クリープスが扮したほか、ピーター・サースガード、ジョン・レグイザモ、ダニー・デヴィートらが出演。「DUNE/デューン 砂の惑星」で第94回アカデミー賞の作曲賞を受賞したハンス・ジマーが音楽を手がけた。
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