「ウソ婚」菊池風磨が長濱ねるに「蛙化してないよね?」 (original) (raw)

カンテレ・フジテレビ系の連続ドラマ「ウソ婚」の制作発表が本日7月4日に東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われ、キャストの菊池風磨(Sexy Zone)、長濱ねる渡辺翔太Snow Man)、トリンドル玲奈黒羽麻璃央が出席した。

時名きういの同名マンガをもとにした本作は、女性にモテまくるドSの設計事務所社長・夏目匠(なつめたくみ)と、彼の幼なじみでお人よしがゆえに家と職を同時に失った派遣社員・千堂八重(せんどうやえ)のラブコメディ。大人になって再会した2人が、半年間という期限付きの“ウソ婚”こと嘘の結婚生活を始めるさまが描かれる。菊池が匠、長濱が八重を演じた。

本作のオファーを受けた際の心境について菊池は「最初は(オファーが)間違いだと思いましたね。トリッキーな役なのかなと思ったのですが、原作を読むとキュンキュンする素敵なお話で」とコメント。「演じてみたら楽しくて、刺激になりますし勉強させてもらっています」と続ける。長濱は「原作を知っていたので、自分がヒロインを務められるかドキドキしました。共演者の皆さんは同世代で私は少し歳下なので、頼って楽しく撮影しています」と笑顔を見せた。

緊張するため自身の役柄が書かれたカンペを持参したという渡辺。彼が「菊池がふざけてボケを言ったら現場が静寂になった。そこで(菊池が)『お通夜か!』とツッコミを入れたらトリンドルさんが真顔で『お通夜とかあまり言わないほうがいいですよ』と怒っていて(笑)」とエピソードを披露すると、会場は笑いに包まれた。

長濱は「ドラマは1話と2話でA面・B面のようになっている」と説明。さらに彼女は「匠さんの八重への目線を、八重自身は気付いていない。できあがってから匠さんの表情を知ることが多いんですが、思ったよりコメディ要素が強く、楽しく観ました」と振り返る。菊池は「魅力的なんだよね? 若干“蛙化”してるわけじゃないよね?」と心配そうに尋ね、「スタッフさんも(匠のシーンを長濱に)見せないようにしている。蛙化を危惧している」と話し、笑いを誘った。

菊池との共演に関して渡辺は「プライベートで仲がいいので、仕事で接するとちょっとくすぐったい。ONの風磨を見ると、こんな感じなんだと照れます」と伝える。トリンドルが「共演者に助けられながらワイワイ撮影しています。私が一番歳上なんです」と述べると、菊池は「トリ姉って呼んでます」と明かす。トリンドルは「そう呼んでもらって気持ちがいいです」とほほえんだ。

匠と八重の幼なじみ・吉田健斗役の黒羽は、高校時代の回想シーンについて「制服は完全にギリギリでしたね。長濱さんと並ぶと粗が目立ちました。血が出るんじゃないかってくらい、ひげを深剃りして臨んでいます」と述懐。最後に菊地は「ラブコメディですが、キャラクターそれぞれにドラマがある。いろんな視点で楽しんでいただけるので、ぜひご覧ください」と呼びかけイベントを締めた。

「ウソ婚」は7月11日に放送スタート。毎週火曜23時よりオンエアされる。脚本は蛭田直美が手がけ、演出は山口健人、木村真人が担当する。

火ドラ★イレブン「ウソ婚」

カンテレ・フジテレビ系 2023年7月11日(火)スタート 毎週火曜 23:00~