ChatGPTが脚本執筆した映画「identita」製作決定 (original) (raw)
ChatGPTが脚本を執筆した、椿かおりが主演を務める映画「identita(イデンティタ)」の製作が決定した。
本作は椿が演じる“ある女性”の世界観が、ヴェネツィアの仮面店に立ち寄ったことをきっかけに変わってしまうダークファンタジー。2023年6月にイタリアで制作が開始され、ヴェネツィアを中心としてスイス、バチカン市国と3カ国8都市を舞台に、全編iPhoneにて撮影が行われた。監督を務め、ChatGPTとともに脚本を手がけたのは「カメラを止めるな!」の撮影監督・曽根剛。
椿は「メインのロケ地であり、物語のキーでもあるベネチアは水の都であると同時に仮面の街でもあったので、ただ美しいだけではない、不思議な世界観を作り出せたのではないかと思います」とコメントし、曽根は「海外複数都市を移動しながらの撮影、全編iphoneによる撮影、AI・ChatGPTによる執筆。特にAIは革命的で、画像生成、動画制作とあわせて活用することで今後の映画制作の方法を劇的に変えるものだと確信に至りました」と語っている。
「identita」は2023年内に公開される予定。
※identitaのaはグレイヴアクセント付きが正式表記
椿かおり コメント
各都市を周ることでロードムービーを体験しているような撮影でした。メインのロケ地であり、物語のキーでもあるベネチアは水の都であると同時に仮面の街でもあったので、ただ美しいだけではない、不思議な世界観を作り出せたのではないかと思います。ようやく海外渡航が気軽にできるようになったので、本作を見た方がぜひ旅に出たくなるような作品になればと思います。
曽根剛 コメント
制作にあたって、とても実験的な要素が大きい映画で、3つのチャレンジがありました。海外複数都市を移動しながらの撮影、全編iphoneによる撮影、AI・ChatGPTによる執筆。特にAIは革命的で、画像生成、動画制作とあわせて活用することで今後の映画制作の方法を劇的に変えるものだと確信に至りました。これらの実験要素を通じて、本作が今日性のある作品になればと思います。
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