増田有華が復讐に身を投じる「Love song」公開 (original) (raw)

増田有華が主演、児玉宜久が監督を務めた映画「Love song」が、10月20日より東京の池袋シネマ・ロサほか全国で順次公開されることがわかった。

本作は、売れないシンガー・花を主人公とするハードボイルドラブストーリー。花のマネージャー兼恋人の猛はヤクザの覚せい剤を横流ししようとするが、暴力団員の久住によって殺害されてしまう。猛からの最後の電話で覚せい剤の隠し場所を知った花は、かつて一緒に夢を追っていた幼なじみ・誠とともに久住への復讐に身を投じていく。

増田が花、木口健太が誠、山口大地が久住を演じたほか、本田博太郎藤吉久美子青木一馬平山大牧野裕夢広瀬彰勇大川夏凪汰佐藤真澄角謙二郎が出演。増田は「奇奇怪怪斬新な現場でしたが、振り返ると非常に楽しくたくさんの出来事が鮮明に蘇ります。一生、忘れないと思います」と述べる。木口、山口、児玉のコメントは以下の通り。

YouTubeでは予告編が公開中だ。

※「Love song」はR15+指定作品

増田有華 コメント

お話があってから撮影まで怒涛の日々でした。いま振り返ってもハリケーンのような撮影期間だったなと思います。演じさせていただいた“売れないシンガーの花”は、勝気で周りに弱音も吐かず周りからは勘違いされがちですが、いつでも一生懸命に真っ直ぐな普通の女の子です。
歌うシーンがしっかりあるというのが斬新で、今までやったことがなかったのでチャレンジできて良かったです。
花の重要な相手役を演じられた木口健太さんとは撮影期間が数日しかない中で、いろいろと相談し合いながらとても濃厚な時間を過ごさせていただきました。共演者の方に非常に支えていただいたなと思います。
奇奇怪怪斬新な現場でしたが、振り返ると非常に楽しくたくさんの出来事が鮮明に蘇ります。一生、忘れないと思います。映画館で見られるのが、いまから楽しみです。

木口健太 コメント

限られた時間の中で、何ができるのか。
全スタッフ・キャストで削り合いながら日々を過ごしました。
不器用にしか誰かを愛することができず、誤魔化しながら生きる日々。
無数の言い訳を重ねて、自分の真実すらわからなくなって。
彼らの導き出した答えが、明日の誰かの勇気に繋がれば幸いです。

山口大地 コメント

映画「ラブソング」にて久住勇哉を演じさせていただきました。演じる久住は半グレ上がりの若いヤクザです。プライドが高く非道で常に生き急いでる。そんな人物です。
誰の人生でも、こんなはずではなかった。という瞬間があると思います。一見自分で選択したかのように見えて、たくさんの要因が人の生き方を決めています。彼らの人生も多くの要因に突き動かされていますが、それぞれが信じたことを選択し、愛した人に真っ直ぐ向き合った結果なのです。この映画はどんな形であろうとそれは美しいものだと教えてくれます。誰かの人生が羨ましく見えても、その誰かにはなれない。少し寂しい、愛の物語です。是非劇場でご覧ください。

児玉宜久 コメント

地方から【夢】を抱えた出てきた三人の若者の顛末である。
東京生まれで『故郷への想い』が少ない私にとって、彼らの気持ちを完全に理解することは少し難しかった。さらには、三人のキャラクターの棲み分け。そしてどんなエピソードをいかに絡めていくか? 過去と現在のドラマをどう交錯させればいいのか? 村川氏の設定をベースに、宍戸氏らと推敲を重ね、様々な肉付けをした。
幸いにもそれは上手くいった。結果、最近の作品の中でこれほど撮影していて楽しかったことは無かった。
特筆すべきは、ラストで歌う花役の増田有華氏の歌唱力だ。
わずか数日で、この作品のエッセンスが詰め込まれた「ラブソング」を、完全に自分のものにして現場に臨んでくれた。
物語の最後に披露されるこの歌を、是非劇場で聞いてほしい。

(c)2023「ラブソング」製作委員会

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