西興一朗が「アバレンジャー20th」実現に感慨 (original) (raw)
Vシネクスト「爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ」の上映会とスペシャルトークショーが、7月15日に東京ドームシティ シアターGロッソにて行われた。
2003年2月から2004年2月まで放送されたスーパー戦隊シリーズの第27作「爆竜戦隊アバレンジャー」。その新作となるVシネクストでは、地球に出現した新たな脅威のもと再び集結したアバレンジャーの戦いが描かれる。イベントには、伯亜凌駕 / アバレッド役の西興一朗、三条幸人 / アバレブルー役の富田翔、アスカ / アバレブラック役の阿部薫、仲代壬琴 / アバレキラー役の田中幸太朗、監督の木村ひさしが登壇した。
トークショーはアバレンジャーの名乗りからスタート。西は「短い時間ですが、楽しんでいってください」、富田は「Gロッソ用ニューヘアで登場しました!」、阿部は「お久しぶりです」、田中は「最高に楽しもうぜ! ビズリーチ!!」とそれぞれ挨拶する。
木村が好きな話数であることから選ばれた第20話「キラーオー、アバレ初め」の生コメンタリーが始まると、「アバレンジャーのことならなんでも知っている」と言う阿部から、この放送日が約20年前の7月13日だったことも明かされ、ちょうど同じ時期だったことに会場からは拍手が起こる。西は「『アバレンジャー20th』でけっこう出てくる重要なシーンにつながっています。予習ということです!」とコメントした。
また本作でアソシエイトプロデューサーとしても参加している西は「コロナ禍で暗い作品を観るのが嫌になって、自分で演じるのも嫌で、その頃YouTubeをやっていて翔と『アバレンジャー』の1話と50話を観直して感動して。50話のラストはいろんなことを思い出して、2度とできないものだと思っていたんだけど、ファンから19周年ですねってコメントとかもあって来年20周年かと思って……ファンの方のおかげです!」と感慨深い様子。続けて「まずキャストに『やりたいか?』って聞いたらみんなやる気があって、そこから動いてプロデューサーに相談しました。みんなのダイノガッツが集まってできた作品です!」とVシネクスト実現への道のりを明かした。
木村は「楽しかった! ずっと撮りたかったし、西さんと一緒に(別の作品で)仕事をしたときにどんなに撮りたいかってことを語って、西さんなんとかならない?と言って」と話す。西も「木村監督とアバレンジャーは相性がいいと思っていて10周年のときにもオファーして実現しなかったんだけど、20周年で木村監督にオファーして実現することができました。スケジュールも奇跡的にはまるタイミングで、自分が出ている作品でめちゃくちゃ面白いなんて言ったことないんですが、本当に面白いです!」と自信をのぞかせた。
イベントでは、串田アキラが「爆竜戦隊アバレンジャー」のオープニング曲「爆竜戦隊アバレンジャー!」とエンディングテーマの「We are the ONE ~僕らはひとつ」を生パフォーマンス。西は「生で聴けるなんてない! 僕らも生歌は初めてです」と喜びをあらわに。串田は「Gロッソいいですね。ずっとアバレンジャーのエンディングを各地で歌っていて、ここで歌えて最高です! もっと前からやってくれればよかったのに」と笑顔を浮かべる。
最後に木村は「アバレた数だけ優しくなれるので、みんなで映画も観てください」、田中は「みんなのおかげです!」、阿部は「今日も楽しいけど『アバレンジャー20th』はもっと楽しいです!」、富田は「皆さんとともにまた忘れられない思い出ができました! 苦しいときもあるかもしれないけれど、またこれを機にアバレていきたいです!」、西は「アバレンジャーがこんなにも愛されていて本当にうれしいです!」とメッセージを送り、イベントは幕を下ろした。
「爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ」は9月1日より東京・新宿バルト9ほかで期間限定上映され、2024年3月27日にBlu-ray / DVDが発売。8月17日には新宿バルト9で完成披露舞台挨拶が開催される。詳細は公式サイトで確認を。
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