民謡クルセイダーズのドキュメンタリー映画が公開 (original) (raw)
今年のフジロックに出演、民謡クルセイダーズを追ったドキュメンタリー映画が公開
2023年8月2日 16:00 4
野外フェスティバル「FUJI ROCK FESTIVAL '23」に先頃出演したバンド・民謡クルセイダーズのドキュメンタリー映画「ブリング・ミンヨー・バック!」が、9月15日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開される。
東京・福生を拠点に活動する民謡クルセイダーズは、民謡をもう一度“民の歌”としてよみがえらせるため、クンビア、ラテン、アフロ、レゲエなどさまざまなダンスミュージックとの融合を試みるバンド。2017年にファーストアルバム「エコーズ・オブ・ジャパン」を発表し、2019年にはワールドツアーで南米コロンビア、ヨーロッパ各国、オーストラリア、ニュージーランドを回った。監督の森脇由二は2017年に民謡クルセイダーズのライブを観て衝撃を受け、その場でドキュメンタリー制作を直談判して撮影をスタート。ワールドツアーにも同行した。
映画には、彼らが民謡を再構築して現代の人々に“民謡を取り戻す”過程や、元ちとせ、久保田麻琴、ピーター・バラカン、岸野雄一らのインタビューも収められた。このたび、2022年に音楽映画祭「Peter Barakan's Music Film Festival 2022」にて上映されたものに同年のヨーロッパツアーの映像が追加収録され、完全版としてスクリーンにかけられる。バラカンと、民謡アンバサダーを務める俳優・駒井蓮から届いたコメントは下記の通り。
あわせて解禁されたビジュアルは、デザイナーとしても活躍する民謡クルセイダーズのリーダー・田中克海がデザインを手がけた。YouTubeでは予告が公開中だ。
なお9月16日にはミニライブと盆踊りが楽しめる“踊り上映”、9月25日はバラカンが登壇するトークイベントを開催。イベントの詳細は映画公式SNSにてアナウンスされる。
ピーター・バラカン コメント
ここ数年ぼくにとって日本で最も好きなバンドは民謡クルセイダーズです。日本独自の音楽をここまでダイナミックに聞かせるという型破りな姿勢に唸ります。最近ヨーロッパなどでライヴの人気が益々勢いづいている彼らの姿を撮ったとても楽しいドキュメンタリーです。
駒井蓮 コメント
民謡は様々な時代を生きた日本人の「生」そのもので、私たちの中に彼らのリズム、魂が流れ続けていることを強く実感させてくれます。「民謡だから自由になれる」という言葉の通り、現代なりに民謡とコミュケーションをとり遊ぶ民謡クルセイダーズさんの音楽は、そんな「生」の歴史を生き生きとさせて、新しい日本音楽を創造していくのだと思いました!
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民謡クルセイダーズの映画作品
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