PFFに寄せたchao!のイラスト、斉藤由貴らコメント到着 (original) (raw)

PFF2023に寄せたchao!描き下ろしイラスト到着、斉藤由貴と室井滋のコメントも

2023年9月7日 12:00 1

第45回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)より、イラストレーターchao!の描き下ろしイラストが到着。また招待作品部門のメイン特集「イカすぜ!70~80年代」における企画上映「大森一樹監督再発見」に寄せた、斉藤由貴室井滋の応援コメントが届いた。

特集「イカすぜ!70~80年代」を記念した同イラストは、大森一樹監督作でブレイクした斉藤と吉川晃司をイメージしたもの。上映会場などでは、イラストを使った限定ポストカードが配布される予定だ。

企画「大森一樹監督再発見」の上映作「女優時代」に出演した斉藤は「大森監督と映画以外の場所でお仕事するのは、この『女優時代』が初めてでした」「文字通り、古き良き時代を、ペーソスやセンチメンタルを楽しんでいただける作品だと思います」と述懐。大森が手がけた「風の歌を聴け」で商業映画デビューした室井は「今回、追悼上映会で監督が大切にされた“初心”を再発見できたらいいなぁと思っております」とつづっている。

第45回PFFは9月9日より東京・国立映画アーカイブで開催。プログラム、チケットについては映画祭公式サイトで確認しよう。

第45回ぴあフィルムフェスティバル

2023年9月9日(土)~23日(土・祝)東京都 国立映画アーカイブ
2023年10月14日(土)~22日(日)京都府 京都文化博物館
※いずれも月曜休館

招待作品部門「イカすぜ!70~80年代」

大森一樹再発見

「革命狂時代」
「ヒロシマから遠く離れて」
「空飛ぶ円盤を見た男1」
「空飛ぶ円盤を見た男2 銀幕死闘編」
「空飛ぶ円盤を見た男3 エネルギーマン」
「明日に向って走れない!」
「死ぬにはまにあわない!」
「暗くなるまで待てない!」
「夏子と長いお別れ」
「女優時代」
「悲しき天使」

斎藤久志再発見

「うしろあたま」
「0×0(ゼロカケルコトノゼロ)」
「サンデイドライブ」
ワンピース「Whatever」
ワンピース「DON'T LOOK BACK IN ANGER」
「草の響き」
特別企画「斎藤監督の現場で出会った3人が語り、秘蔵映画をみせる」(ゲスト:鈴木卓爾、矢口史靖、田中要次)

日比野幸子プロデューサー再発見

「杳子」
「風櫃(フンクイ)の少年」
「旅人(ナグネ)は休まない」

山中瑶子「あみこ」への道

「ホーリー・マウンテン」
「ポゼッション」
「あみこ」
「おやすみ、また向こう岸で」

斉藤由貴(女優)コメント

大森監督と映画以外の場所でお仕事するのは、この「女優時代」が初めてでした。
映画の監督とテレビドラマの監督、向き合い方や空気感とか、何か違うのだろうか?と思いましたが、少なくとも私には、自分らしく楽しんで作品を作るという大森監督独特の気楽さと自由さは、映画とテレビという畑の違いはあれど、そのままのように感じました。いつも飄々としてて、軽い感じなのに目は笑っていない(笑)。
そんな大森監督が撮った、乙羽信子という女優の生き様を、稚拙ながら精一杯、演じました。
文字通り、古き良き時代を、ペーソスやセンチメンタルを楽しんでいただける作品だと思います。

室井滋(女優)コメント

私にとって大森監督は初めて出会った大人の監督さんでした。
PFFに応募した仲間達の8ミリ映画の中から私を見つけて下さり、映画「風の歌を聴け」で“三番目の女の子”に配役して…。
監督には感謝しかありません。もう、あの照れ臭そうな笑顔を拝見できないと思うと、胸がグーッと重い音をたてます。
今回、追悼上映会で監督が大切にされた“初心”を再発見できたらいいなぁと思っております。

大森一樹のほかの記事

大森一樹のほかの記事

映画ナタリーが選ぶ2022年のニュース100