助産所での出産に挑む「1%の風景」予告 (original) (raw)

助産所や自宅で出産した4人の女性と、彼女たちをサポートする助産師の日々を見つめたドキュメンタリー映画「1%の風景」の予告編が、YouTubeで公開された。

99%のお産が病院や産院といった医療施設で行われている日本で、助産所や自宅での出産という“1%の風景”を追った本作。第2子を助産所で出産した経験を持つ吉田夕日が監督を務めた。

予告編では都内の2つの助産所で出産に挑む女性たちと、そのすぐそばでサポートする助産師の姿が映し出されている。また「臨死!!江古田ちゃん」などで知られ、自身の子育て体験を「はるまき日記 偏愛的育児エッセイ」として発表したマンガ家の瀧波ユカリからコメントが到着。出産は人それぞれであるとしたうえで「どうかすべての妊婦さんと赤ちゃんが、あたたかくその時を待ってもらえますように。この映画を観終わった今、祈るような気持ちでそう思う」とつづっている。

「1%の風景」は11月11日より東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開。また9月15日から18日にかけて開催される、あいち国際女性映画祭2023でも国内招待作品として上映される。

瀧波ユカリ コメント

「私ね待つことが好きなの。待って待って待って...待った結果が“命”だからね、いい仕事でしょ?」
──人を待たせてはいけないと思って生きてきた私は、助産師さんのこの言葉に泣きそうになった。分娩は十人十色ではあるけれど、どうかすべての妊婦さんと赤ちゃんが、あたたかくその時を待ってもらえますように。この映画を観終わった今、祈るような気持ちでそう思う。

映画「1%の風景」予告編

(c)2023 SUNSET FILMS

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