オダギリジョー×冨永昌敬のドラマ配信 (original) (raw)

オダギリジョー×冨永昌敬のドラマ「僕の手を売ります」配信、妻役に尾野真千子

2023年10月3日 8:00 34

オダギリジョーが主演・プロデューサーを務めたドラマ「僕の手を売ります」が、FODおよびPrime Videoで10月27日0時より配信決定。尾野真千子當真あみが共演し、冨永昌敬が脚本と監督を担当した。60秒予告映像が公開中だ。

映画「パビリオン山椒魚」「南瓜とマヨネーズ」に続き、オダギリと冨永が6年ぶりに組んだ本作。主人公・大桑北郎(おおくわきたろう)が、多額の借金を返済するため全国各地でアルバイトをして回り、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも家族と向き合っていくさまが描かれる。

オダギリが大桑を演じ、尾野が妻の雅美、當真が娘の丸子に扮した。そのほか水沢林太郎大野泰広松田美由紀、さらにゲストとして中村アン斉木しげる眞島秀和紺野まひる石井正則柳英里紗円井わん田中要次らが登場する。主題歌はシンガーソングライター・七尾旅人の書き下ろし曲「Drive into The Night」に決定した。

発表に際してオダギリ、尾野、當真、松田、冨永よりコメントが到着。オダギリは「今回は企画の立ち上げから関わらせていただき、一段と思い入れの強い作品になりました。どんな仕事でもやってのける器用さと、様々なトラブルを呼び込んでしまう不器用さを、共にトラックに乗せて日本中を巡るロードムービーです」、冨永は「みずから貧乏くじを引くことが生き甲斐のオークワを、僕にとって特別な俳優であるオダギリさんが見事に作り出してくれました。僕もオダギリさんも孫はまだいませんが、いつか孫に見せるために作ったのがこの作品です」と、本作をそれぞれ紹介している。

オダギリジョー コメント

今回は企画の立ち上げから関わらせていただき、一段と思い入れの強い作品になりました。
どんな仕事でもやってのける器用さと、様々なトラブルを呼び込んでしまう不器用さを、共にトラックに乗せて日本中を巡るロードムービーです。
冨永監督を筆頭に、最高のスタッフ、キャストで作り上げた「僕の手を売ります」。
楽しんで頂けると幸いです。

尾野真千子 コメント

いつもなら、まず内容が気になり台本を読みますが、この作品は「僕の手を売ります」という題名が一番に気になり、この作品に出たいと思いました。
冨永さんの現場はとても面白く、楽しく、現場に行ってみて、芝居をやってみてどんどん作られていく予想できない現場でした。
オダギリさんとの何度目かの夫婦役。今回もまた違った夫婦役、お楽しみに!

當真あみ コメント

オダギリジョーさん演じる大桑北郎と尾野真千子さん演じる雅美の娘、丸子を演じさせていただきました。私が演じた丸子はおしゃれに興味があり、いつも家にある父や母の服を着ては研究していたり、自分が面白いと思う事に真っ直ぐ進んでいく女の子です。
丸子の性格は少し掴みづらくて監督から色々話を聞いたり、丸子の服装などを手がかりに撮影していました。作中の髪型は撮影前にヘアメイクさんとお話しながら毎回違う髪型になっているので、そこにも注目して見て欲しいです。
撮影現場は、現場に置いてある普段はあまり見ないような道具や家具などが独特な雰囲気を作っていたのですが、緊張せずむしろ落ち着ける撮影現場でとても楽しかったです。私のお気に入りは丸子の家にあったツタンカーメン型のティッシュケースです笑。ぜひ色んなところに注目して、ご覧下さい。

松田美由紀 コメント

大好きなオダギリジョーくんと共演できるのは楽しみでした。撮影中、オダギリくんの芝居が面白くて、ついつい“面白すぎる!”と言ってしまいました。オダギリくんからは、まさかの“美由紀さん台詞覚え良いんですね!”と褒めて頂き、長い台詞は大変だったから嬉しかった~。オダギリジョー流石を感じたドラマです。お楽しみに!

冨永昌敬(脚本・監督)コメント

はじめてオダギリジョーさんとご一緒した映画「パビリオン山椒魚」(2006年)の現場で、彼は懐かしそうに「うちのお祖父ちゃん、オオサンショウウオ飼ってましたよ」と言いました。僕のほうの祖父はとにかく何にでも名前を書く人でした。「僕の手を売ります」の主人公「オークワ」は、背中に自分の名前を書いている男です。手先は器用ながら、その生き方は見ていてイライラするほど不器用。みずから貧乏くじを引くことが生き甲斐のオークワを、僕にとって特別な俳優であるオダギリさんが見事に作り出してくれました。僕もオダギリさんも孫はまだいませんが、いつか孫に見せるために作ったのがこの作品です。

(c)フジテレビ

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