コマ撮り作品に特化した映画祭開催、ドワーフ特集など (original) (raw)
コマ撮り作品に特化した映画祭開催、ドワーフ特集や「ロスト・ワールド」の活弁上映も
2023年11月13日 20:33 12
コマ撮り作品に特化した映画祭「MORCコマ撮りアニメーションフェスティバル2023」が、11月18日から12月17日まで東京・Morc阿佐ヶ谷で開催される。
2022年夏にVol. 0が行われ、今年が本格開催の第1回となる本映画祭。メインイベントである国際コンペティションプログラムには、94の国と地域から1337作品の応募があり、その中からコンぺティション30作品、カテゴリーセレクション31作品が選出された。上映は12月1日から4日にかけて東京・ザムザ阿佐谷にて実施。審査員は、ドワーフの合田経郎、アニメーションディレクターの伊藤有壱、アニメーション作家の土屋萌児、お弁当アーティスト・アニメーション監督の宮澤真理、ノルウェーのアニメーション監督であるアニータ・キリが務める。
長編プログラムでは、東京アニメアワードフェスティバル2023で長編アニメーションのコンペティション部門グランプリに輝いた「イヌとイタリア人、お断り!」、チェコの児童書を映画化した人形アニメ「ネズミは天国がお似合い」の国内未配給作品2本を上映。今年公開された「愛しのクノール」「マルセル 靴をはいた小さな貝」や、フィル・ティペットが手がけたダークファンタジー「マッドゴッド」、特撮無声映画「ロスト・ワールド」の活弁上映もラインナップに並ぶ。
短編プログラムには、土屋とキリの過去作品をほぼ網羅した短編集や、「どーもくん」「こまねこ」で知られるドワーフの特集も。また、スタジオTECARATの八代健志による「劇場版 ごん - GON, THE LITTLE FOX -」、映像作家・高橋克雄の「かぐやひめ」「野ばら」などもスクリーンにかけられる。
そのほか、親子で参加できる毛糸アニメワークショップや経験者向けのマスタークラスなど、コマ撮りを体験できるイベントも多数準備された。上映スケジュールやチケットなどの詳細は映画祭の公式サイトで確認を。
MORCコマ撮りアニメーションフェスティバル2023
2023年11月18日(土)~12月17日(日)東京都 Morc阿佐ヶ谷
映画祭コンペティションプログラム上映は12月1日(金)~4日(月)東京都 ザムザ阿佐谷
長編プログラム
「マルセル 靴をはいた小さな貝」
「愛しのクノール」
「イヌとイタリア人、お断り!」
「ネズミは天国がお似合い」
「マッドゴッド」
「連句アニメーション 冬の日」
「コララインとボタンの魔女」
「NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ -発明中毒篇-」
「クリーチャー・デザイナーズ ハリウッド特殊効果の魔術師たち」
「ロスト・ワールド」※活弁上映
短編プログラム
ANITA KILLI 作品集
「Angry Man」
「Mother didn't know」ほか
土屋萌児 作品集
「スカフィンのうた」
「青春おじいさん」ほか
dwarf20周年記念プログラム1 こまねこコレクション
「こまねこのおるすばん」
「こまねこのクリスマス~迷子になったプレゼント~」ほか
dwarf20周年記念プログラム2 コマ撮りコレクション
「ぼくもくま」
「HIDARI」ほか
TECARAT特集1
「ノーマン・ザ・スノーマン~北の国のオーロラ~」
「プックラポッタと森の時間」ほか
TECARAT特集2
「劇場版 ごん - GON, THE LITTLE FOX -」
「11月うまれの男の子のために。」ほか
高橋克雄 作品集
「かぐやひめ」
「野ばら」
「ピーターうさぎのおるすばん」
「一寸法師」
メルヘンシアター「赤ずきん」「ジャックと豆の木」「花さかじい」
「PUI PUI モルカー」シーズン1
※全12話一挙上映
審査員・選考委員 作品集
「ハーバーテイル」(監督:伊藤有壱)
「Walts」(監督:宮澤真理)
「DINO!」(監督:細川晋)
「アメチャウ国の王さま」(監督:やたみほ)
「ファウスト 蚤の唄」(監督:鈴木沙織)
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