F・W・ムルナウのサイレント映画をピアノ伴奏で鑑賞 (original) (raw)

「アフター・リュミエール in 十三 vol. 8 -ピアノ伴奏でみるサイレント映画-」が、11月23日から29日にかけて大阪・第七藝術劇場、シアターセブンで開催される。

これは、ドイツの映画監督F・W・ムルナウのサイレント映画をピアノ伴奏で鑑賞する上映会。ムルナウは1924年に中間字幕を一切排した「最後の人」を発表し、国際的にも高く評価される。その2年後には、ゲーテの作品をもとにした「ファウスト(1926年)」を発表。ハリウッドで製作した1927年公開の「サンライズ」では、第1回アカデミー賞で芸術作品賞などを受賞した。

本上映会ではこれらの3本が日替わりでスクリーンにかけられる。詳しくは公式サイトで確認を。またピアノ伴奏は、サイレント映画の楽士・鳥飼りょうが担う。彼は「ムルナウの作品は重厚で見応えのある作品ですが、特に今回上映の作品は<人間らしさ>が滲み出た3作。心に魔が差し込んできた時に、何かが起こる──。そんな揺れ動く人間の深層心理を、芸術として昇華させた作品です」とコメントしている。

「アフター・リュミエール in 十三 vol. 8 -ピアノ伴奏でみるサイレント映画-」PR映像

アフター・リュミエール in 十三 vol. 8 -ピアノ伴奏でみるサイレント映画-

2023年11月23日(木・祝)~29日(水)大阪府 第七藝術劇場、シアターセブン
料金:一般 2300円 / シニア 1800円 / 会員 1800円 ※ほか割引価格あり
<上映作品>
「最後の人」
「ファウスト(1926年)」
「サンライズ」

鳥飼りょう(無声映画振興会代表)コメント

ムルナウの作品は重厚で見応えのある作品ですが、特に今回上映の作品は<人間らしさ>が滲み出た3作。心に魔が差し込んできた時に、何かが起こる──。そんな揺れ動く人間の深層心理を、芸術として昇華させた作品です。2022年に6月に行ったムルナウ特集(会場:テアトル梅田 ※2022年9月閉館)では満席続きでご入場できなかった方もおられましたので、是非この機会に大阪・十三へお越し頂ければ幸いです。

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