ジョニー・デップが“最愛王”ルイ15世に (original) (raw)
ジョニー・デップが出演したフランス映画「Jeanne du Barry」が、「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」の邦題で2月2日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開されることがわかった。
18世紀のフランスを舞台とする本作は、59年間にわたりフランス国王に在位したルイ15世の最後の公妾(公式の愛人)となったデュ・バリー夫人ことジャンヌ・デュ・バリーの波乱に満ちた生涯を描いた歴史エンタテインメント。貧しく娼婦同然の生活を送っていたジャンヌは、類まれなる美貌と知性で貴族の男たちを虜にし、社交界の階段を駆け上がる。ヴェルサイユ宮殿に足を踏み入れた彼女はルイ15世の公妾となるが、労働階級の庶民が国王の愛人となるのは宮殿のタブーだった。
デップが自身初の全編フランス語で挑んだのは、“最愛王”の異名を持つルイ15世。ジャンヌは「パリ警視庁:未成年保護特別部隊」「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」で知られるマイウェンが演じた。彼女は自ら監督を務め、脚本の制作にも参加している。ほかキャストにバンジャマン・ラヴェルネ、ピエール・リシャール 、メルヴィル・プポー、パスカル・グレゴリーが名を連ねた。
なお本作は第76回カンヌ国際映画祭のオープニング作品に選出され、本国フランスでは興行収入約10億円を突破するヒットを記録。シャネルが本作のためにデザインした衣装を提供し、ヴェルサイユ宮殿にて大規模な撮影が行われた。
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