「瓜を破る」に酒井若菜、土村芳、石川瑠華、泉澤祐希 (original) (raw)

久住小春佐藤大樹EXILEFANTASTICS)がダブル主演を務めるドラマ「瓜を破(わ)る~一線を越えた、その先には」に酒井若菜土村芳石川瑠華泉澤祐希が出演していることが明らかになった。

板倉梓によるマンガ「瓜を破る」を原作とする本作は、30歳を超えても性体験がないOL・香坂まい子と、人付き合いが苦手な青年・鍵谷千里の恋模様を描いたラブストーリー。久住がまい子、佐藤が鍵谷に扮する。

酒井が演じるのは、まい子の上司・味園美由紀。10年同棲している恋人がいるものの仕事を優先する美由紀は、別れを機に相手の大切さに気付いていく。まい子の同僚で、仕事と家事・育児の両立に奔走する染井菜々役に土村、まい子と同じ会社に勤務する派遣社員で自分の外見にコンプレックスを抱いている小平蓮役に石川が選ばれた。泉澤は、恋愛感情は抱くが性的欲求を持たない“ノンセクシャル”の原幸成を演じる。

「瓜を破る~一線を越えた、その先には」は、TBSの深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」にて1月23日25時13分にスタート。脚本はおかざきさとこ、高橋幹子が執筆し、監督は坂下雄一郎枝優花が務める。

※高橋幹子の高は、はしごだかが正式表記

ドラマストリーム「瓜を破る~一線を越えた、その先には」

TBS 2024年1月23日(火)25:13スタート 毎週火曜 24:58~25:28
※放送日によって放送時間が異なる
※地上波放送後、TVerとTBS FREEで1週間見逃し配信

酒井若菜 コメント

キラキラしたドラマなんだろうなぁと思いながら読み始めた脚本。むしろ、“キラキラできない人たち”を描いたドラマでした。各世代の悩みを一滴もこぼさないように、丁寧に掬い上げられている脚本力に胸を打たれました。20代のときに悩んでいたこと、30代に突入したばかりのときに悩んでいたこと、そして私が演じる美由紀のように30代の終わりに悩んでいたこと。身に覚えのある感情がドラマの随所に散りばめられています。「私たち、頑張ったよね」と視聴者の皆さんと、想いを分かち合えたらいいなと思います。登場人物たちの胸の奥で鳴る小さな小さな音を、聞き漏らさずに汲み取ってくださる監督やスタッフの皆さんと共に丁寧に撮影しました。夜中に1人でため息をついた経験のある全ての方を、キラキラと照らしたい。そんな我々の想いが皆さんにお届けできればうれしいです。

土村芳 コメント

いろんな悩みが赤裸々に描かれているので、皆さんにもきっと共感できる部分があると思います。私が演じる染井は、結婚・出産によって独身時代にできていたことができなくなり、それが窮屈に感じます。人から“お母さん”として見られることに引っかかりを持つ女性がいることを、この作品に出合うまで想像もしていなかったので、ハッとさせられました。私もお母さんになった友達にそう接していたかもなと…。でもそんな染井を救ってくれるのも家族の存在だったりして…。考えさせられることがたくさんありました。見てくださる方にはぜひお好きな角度から、自由に作品を楽しんでいただけたらうれしいです。あと娘役の磯村アメリちゃんがすごくかわいいので、メロメロになってしまうと思います。

石川瑠華 コメント

恋愛や性などのコンプレックスは、悩みを抱えている本人からしたらすごく大きな悩み。それぞれが一歩ずつ自分と向き合っていくこのドラマを見て、少しでも救われる人がいたらいいなと思います。演じる蓮ちゃんは、自分の容姿に自信がない女の子です。周りにも害がないように気を配って生きている蓮ちゃんの姿は、すごくリアルだなと思いました。私はそういう人に「自信を持って生きろ」とは思わなくて、「そのままでいいよ」という気持ちで演じています。マッチングアプリで出会った二人の男性との恋愛模様が描かれるのですが、蓮ちゃんは、イケメンも趣味が合う男性もどちらも本当に好きだろうと思い、お芝居しました。その上で、ドラマを見たときに、どっちの男性が好きそうに見えるのかは自分でも完成が楽しみです。

泉澤祐希 コメント

原を演じるにあたり、“ノンセクシャル”について初めて深く考えました。性の悩みは難しい問題なので、ひとりで抱え込む人が多いのかなと思います。僕だったら職場の女性には話せないですが、原は同僚女性に躊躇せずに話すんです。日本より性教育が進んでいる海外で原が育ったからかな? とか、プライベートは深く知らない職場の人くらいの距離感だとさらけ出せるのかな? など、原のキャラクターも色々考えました。誰かに話すことで助けられることも、同じ悩みの人と寄り添えることもあります。いろんな恋愛の形や答えがあるのでひとりで悩む必要はないということを、原を通して伝わればうれしいです。