佐藤寿保の監督作「火だるま槐多よ」ロッテルダム国際映画祭に正式出品(W主演・遊屋慎太郎と佐藤里穂のコメントあり) (original) (raw)

佐藤寿保の監督作「火だるま槐多よ」ロッテルダム国際映画祭に正式出品

2023年12月18日 21:00 6

佐藤寿保が監督を務めた映画「火だるま槐多よ」が1月25日にオランダで開幕するロッテルダム国際映画祭のハーバー部門に正式出品されることが明らかに。ダブル主演を務めた遊屋慎太郎佐藤里穂のコメントが到着した。

現代映画を紹介するハーバー部門に正式出品される本作は、22歳の若さでこの世を去った天才画家であり詩人でもある村山槐多の作品に魅せられた現代の若者たちを描いたアヴァンギャルドエンタテインメント”だ。劇中では、村山の絵画に魅入られた法月薊(のりづき・あざみ)が、道行く人に「村山槐多を知っていますか?」とインタビューしていたところ「私がカイタだ」と答える謎の男・槌宮朔(つちみや・さく)と出会う。

槌宮朔役の遊屋は「『火だるま槐多よ』ロッテルダム国際映画祭への正式出品、おめでとうございます。とても嬉しく、誇らしい気持ちでいっぱいです。人種や文化を超越した、作品の爆発に期待しています」とコメント。法月薊役の佐藤は「ロッテルダム映画祭の正式出品が決まったと聞き、海外の方々にも『火だるま槐多よ』を届けられることができてとても幸せです!!」と喜んだ。

なお佐藤の作品は、1995年に「狂った舞踏会」「視線上のアリア」、2017年に「眼球の夢」がロッテルダム国際映画祭で上映されている。

「火だるま槐多よ」は12月23日より東京・K's cinemaほか全国で順次公開。夢野史郎が脚本を手がけた。

遊屋慎太郎 コメント

「火だるま槐多よ」ロッテルダム国際映画祭への正式出品、おめでとうございます。
とても嬉しく、誇らしい気持ちでいっぱいです。人種や文化を超越した、作品の爆発に期待しています。
国内での上映開始は12月23日。いよいよです。この作品が、世に解き放たれるその時が、楽しみで仕方ありません。
きっと、たくさんの人に届いてくれると信じています。
公開初日舞台挨拶には、僕も登壇させいただきます。是非、劇場にお越しください。

佐藤里穂 コメント

ロッテルダム映画祭の正式出品が決まったと聞き、海外の方々にも「火だるま槐多よ」を届けられることができてとても幸せです!! 世界中の人々の眼にこの作品がどう映るのか、今から楽しみしています。
そして、いよいよ12/23より劇場公開が始まります。佐藤寿保監督を始め、私たち演者やスタッフ、またなにより村山槐多の迸(ほとばし)るエネルギーを是非劇場にて体感して頂きたいです!!
初日には私も舞台挨拶に登壇させて頂きますので、直接皆様の感想をお聞きできたら大変嬉しいです。
皆様と劇場にてお会いできることを楽しみにしております!

(c)2023 Stance Company / Shibuya Production

映画「火だるま槐多よ」予告編

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