殺したかは問題じゃない?「落下の解剖学」本編映像 (original) (raw)
殺したかどうかが問題じゃない?カンヌ最高賞「落下の解剖学」本編映像
2024年1月12日 15:00 5
第76回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞したフランス映画「落下の解剖学」の本編映像の一部がYouTubeで公開された。
第81回ゴールデングローブ賞で非英語映画賞と脚本賞を獲得した本作は、「ソルフェリーノの戦い」のジュスティーヌ・トリエが監督を務めたヒューマンサスペンス。劇中ではある日、人里離れた雪山の山荘で男が転落死する。当初は事故と思われたが、次第にベストセラー作家である妻サンドラに殺人容疑が向けられることに。現場に居合わせたのは、視覚障害のある11歳の息子だけ。事件の真相に迫ると、登場人物の数だけ真実が現れる。「ありがとう、トニ・エルドマン」のザンドラ・ヒュラーがサンドラ役で主演を務め、スワン・アルローが弁護士のヴァンサンを演じた。
映像にはヴァンサンがサンドラに「現場にいたのは君だけ、それに君は彼の妻」「君が寝てる間に誰かが来て殺したと、主張するのは無理があるだろう」と淡々と伝える様子を収録。サンドラは「待って、私は殺してない」と反論するが、ヴァンサンは「問題なのはそこじゃない」と返す。
「落下の解剖学」は2月23日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次ロードショー。トリエとアルチュール・アラリが脚本を手がけた。
映画「落下の解剖学」本編映像
(c)2023 L.F.P. – Les Films Pelléas / Les Films de Pierre / France 2 Cinéma / Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma
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