加藤和彦を追ったドキュメンタリーが5月に公開 (original) (raw)

ザ・フォーク・クルセダーズやサディスティック・ミカ・バンドのメンバーとして活動した加藤和彦を追った音楽ドキュメンタリー映画「トノバン ~音楽家 加藤和彦とその時代~」が、5月より東京・TOHO シネマズ シャンテほか全国で順次公開される。なお「トノバン」は加藤の愛称。

2009年に62歳で死去した加藤。ザ・フォーク・クルセダーズでプロデビューし、サディスティック・ミカ・バンドを経て、ソロミュージシャン、作曲家、プロデューサーとして活躍したほか、「だいじょうぶマイ・フレンド」をはじめとした映画音楽、「スーパー歌舞伎」の制作、サディスティック・ミカ・バンドやザ・フォーク・クルセダーズの再結成、坂崎幸之助とのユニットである和幸、VITAMIN-Q featuring ANZAの結成など、精力的に活動した。

「トノバン ~音楽家 加藤和彦とその時代~」は高橋幸宏が加藤に寄せた思いから企画が立ち上がったという。ザ・フォーク・クルセダーズ結成秘話、サディスティック・ミカ・バンドの海外公演やレコーディング風景などを交えた貴重映像に加え、“ヨーロッパ三部作”と呼ばれるアルバムに隠された逸話が語られる。さらに「あの素晴しい愛をもう一度」の新たなレコーディングの様子も収められた。

企画・監督・プロデュースは「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」「音響ハウス Melody-Go-Round」を手がけた相原裕美。出演者には加藤、高橋、坂崎のほか、きたやまおさむ松山猛朝妻一郎新田和長つのだ☆ひろ小原礼今井裕高中正義クリス・トーマス泉谷しげる吉田拓郎松任谷正隆坂本龍一、コシノジュンコが名を連ねている。

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(c)「トノバン」製作委員会

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