長久允がサンダンス映画祭の短編部門で監督賞に (original) (raw)
「蟹から生まれたピスコの恋」長久允がサンダンス映画祭の短編部門で監督賞に輝く
2024年1月25日 12:10 6
「蟹から生まれたピスコの恋」を監督した長久允が、2024年のサンダンス映画祭で短編部門の審査員特別賞(監督賞)を獲得した。
テレビ朝日のバラエティ番組「トゲトゲTV」から生まれた本作は、カニと人間の間に生まれた女子高生・ピスコの半生と恋模様を描く物語。主人公・ピスコを加納(Aマッソ)、ピスコの母・みつみを福田麻貴(3時のヒロイン)、ピスコのクールな親友・くぼかよをサーヤ(ラランド)が演じた。さらに佐藤寛太(劇団EXILE)が、ピスコの恋人となる高校教師・案浦役で出演している。英題は「Pisko the Crab Child is in Love」。
受賞を受け、長久は「1日で、ハンディカムで撮影した映画が、サンダンス映画祭で受賞できるなんて! インデペンデント映画革命です! これもひとえに、キャスト、スタッフの皆さんのおかげです。加納さん最高でしたもんね! そして何より、この映画のきっかけになった『トゲトゲTV』にも大きな感謝を」と喜びを表現した。
審査員は選評として「純粋な愛と受容によって築かれた友情に見出だせる喜びほど特別なものはない。このような喜びが収められたフレームを観られるのはとても稀なことであり、ハーフのカニ(ハーフクラブ)をこれほど応援することになるとは思ってもみなかった」とコメントしている。
なお長久は同映画祭で2017年に「そうして私たちはプールに金魚を、」で短編部門のグランプリ、2019年に「ウィーアーリトルゾンビーズ」でワールドシネマドラマティック部門の審査員特別賞(オリジナリティ賞)を獲得。これらに続く3度目の受賞は、日本人初の快挙となる。
「蟹から生まれたピスコの恋」はTELASA(テラサ)で独占配信中。
長久允 コメント
この度の受賞、心から嬉しいです。
1日で、ハンディカムで撮影した映画が、サンダンス映画祭で受賞できるなんて! インデペンデント映画革命です! これもひとえに、キャスト、スタッフの皆さんのおかげです。加納さん最高でしたもんね!
そして何より、この映画のきっかけになった「トゲトゲTV」にも大きな感謝を。
蟹と人間から生まれた子ども「ピスコ」の物語。日本在住のかたは今すぐ見られますので、ご覧いただけたら嬉しいです。✌🦀✌
Sundance Film Festival (@sundancefest) | X
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