ドラマ「沈黙の艦隊」本予告&場面写真公開 (original) (raw)

かわぐちかいじ原作によるドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」の本予告、場面写真が公開された。

2月9日よりPrime Videoで世界配信される「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」。昨年秋に劇場公開された映画「沈黙の艦隊」の完全版として、未公開シーンを追加するとともに、映画のその後のストーリーを全8話で配信する。

本予告では、舞台を東京湾に移し、海江田率いる原子力潜水艦・やまとと、日本の海上自衛隊、アメリカ海軍が繰り広げるバトルシーンや、スリリングな人間ドラマを描写。日本政府と大沢たかお演じる海江田の会談で、日本が世界の命運を左右する重大な選択を迫られる様子や、“世界平和”を掲げ前代未聞の反乱逃亡を繰り広げるやまと、独立を阻止し世界のリーダーとしての威厳を保ちたいアメリカ、その間で揺れ動く日本など、それぞれの思惑が交錯するシーンがお目見えした。

併せて解禁された場面写真では、強い正義感を燃やす玉木宏演じる深町洋、深町とともに海江田を追う水川あさみ演じる速水貴子とユースケ・サンタマリア演じる南波栄一、海江田の暴走に翻弄される笹野高史演じる内閣総理大臣・竹上登志雄、気弱な総理大臣を支える江口洋介演じる内閣官房長官・海原渉、公正な報道を求めて奔走する上戸彩演じるニュースキャスター・市谷裕美らの姿が切り取られた。また玉木、江口、上戸、水川らキャストからのコメントも到着している。

Amazon Originalドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」本予告

玉木宏(深町洋役)コメント

ドラマになっても非常にスケールの大きいストーリーになっていますし、映画と比べてもドキドキハラハラが2倍にも3倍にもなっていると思います。一気に見られるということは、集中も途切れずすごく見応えがあります。潜水艦アクションの迫力を自宅で体感していただけるというのは、僕らの伝えたいメッセージに共感してもらえる術になると思います。

上戸彩(市谷裕美)コメント

劇場公開された『沈黙の艦隊』が8話のドラマシリーズとして皆様の元に戻ってきます。壮大で迫力のある映像と徐々に深みを増していく人間ドラマを重厚なクオリティで作り上げているので、ご自宅でじっくりご覧いただきたいです。
視聴者の方の目線で真実に迫るオリジナルキャラクターを演じているので、海江田の暴走で世界がどう動くのか、一緒にハラハラしながらお楽しみください。

江口洋介(海原渉役)コメント

命を持った生き物のような潜水艦の躍動感と、海の中で巻き起こるダイナミックな闘いを、ドラマでも見ることができます。
強い信念と情熱を持った人間たちが、国を守るため、命をかけて立ち向かっていく様が、よりドラマチックに描かれ圧倒的な映像になっています。潜水艦に乗っているようなスリルと臨場感をぜひ体感していただきたいです。

水川あさみ(速水貴子役)コメント

艦長の右腕である副艦長として、重要な立ち位置で女性が活躍することの覚悟や葛藤をしっかり自分の中で感じることで、女性にも観ていただけるような目線を作れたらいいなと思いながら演じていました。
ドラマシリーズでも迫力のある映像は勿論ですが、登場人物それぞれが抱く思いの深さや奥行き、にも是非、心を寄せていただきたいです。

ユースケ・サンタマリア(南波栄一役)コメント

映画化がすごく良いところで終わって、『何だこれー!!』って思った方もいると思いますが、そもそも『沈黙の艦隊』という壮大な話が2時間ちょっとで終わるはずもなく…
今回のPrime Videoでの配信は映画で描いたストーリーとその続きをドラマ8話で配信です。
楽しんで頂けると思います。ただ!!この8話で完結できるのか? 『沈黙の艦隊』とは長い長いお付き合いになると思いますので、皆さんも最後まで見届けて下さい。
たつなみクルーとは、あの狭いストレスフルな、それでいて手に汗握るスリリングな艦内で人間ドラマを紡いでいきたいと思っています。ソナーマン、皆んなのナンさんこと南波栄一でした。
現場からは以上です。

中村倫也(入江蒼士役)コメント

人間という言葉は“人の間”と書くんだなあと、昔ふと思ったことがある。
誰しもが、誰かから影響を受け、誰かに影響を与えて生きている。それは愛情や憧れといったポジティブなものかもしれないし、憎しみや後悔といったずしりと重い何かかもしれない。その両方なのかもしれない。
沈黙の艦隊は人間ドラマだ。もちろん、潜水艦による海戦、軍事といった見所もあるが、人と人の想いが作用し合いながらアイデンティティをぶつけ合う物語だと、個人的には捉えている。複雑に絡まり合う登場人物たちの“間”にあるものを拾い集めたら、いつのまにか観ている自分自身が浮き彫りになってくるのではないか。そんな期待をしている。

中村蒼(山中栄治役)コメント

山中は“やまと”の乗組員達の精神的支柱となる存在です。
長く孤独な潜水を続ける中、海江田艦長は多くを語らない人なので山中がいることによって艦長と乗組員を繋ぐパイプとなり任務を滞りなく進める事ができます。
連続ドラマシリーズの方では映画以上の戦いが幾つも繰り広げられているのでそんな山中の姿を見てもらえると嬉しいです。

前原滉(溝口拓男役)コメント

映画の続きも同時に撮影していたので、その部分がどのような映像になっているのか、観るのが待ち遠しいです!
映画を観てくれた方もそうでない方も1話から楽しんで頂けたらと思います。
海江田さんが、やまとが、どこに向かっているのか是非見届けてくださいませ。

笹野高史(竹上登志雄役)コメント

現代の世界情勢と写し鏡のような物語です。とてもドラマとばかりは思えません。最も困難な状況の中、考え行動しなければならない一国のトップという貴重な体験をさせていただけたことを誇りに思います。監督の的確な言葉と、大沢たかおさんや、江口洋介さんはじめ共演の皆さんの集中力に縋る思いでした。とてもありがたい現場でした。やっとご披露できるんですね。どうぞ存分にお楽しみください。

夏川結衣(曽根崎仁美役)コメント

それぞれの立場での話し合いや衝突の中で、信念は違っても自国を思う気持ちは同じ。それを感じて頂けたらと思います。どうぞ、『沈黙の艦隊』をお楽しみください。

酒向芳(影山誠司役)コメント

現在の日本はどうにか平和を保っていますが、いざ有事になった時、今の政府はしっかり機能してくれるのでしょうか。平和だから私腹を肥やしたりするんでしょうが、平和という至福を肥やして欲しいですね。

田中要次(沼田徳治役)コメント

想像力がとても試される経験でした。海江田の事を語っても、彼と共にする場面がある訳でもない。それぞれが何も見えない海中や海上に居て、姿の見えない相手と交信をするのみ。まさに沈黙の心理戦。30年経っても色褪せない漫画原作の登場人物を演じられた事は人生の宝物です。原作ファンに違和感を持たれない事、そして世界中の視聴者に私の拙い英語が伝わってくれる事を祈るばかりです。

リック・アムスバリー(ニコラス・J・ベネット役)コメント

人間性と戦争の危険性を描いたこの壮大な物語に参加できたことは、何という素晴らしい経験なのでしょう。脚本を手に取った瞬間から、大人気漫画原作である本作を気に入りましたし、このプロジェクトに参加できたことを非常に誇りに思っています。
このような規模の大きなドラマ作品では、人間的な要素が失われることが多いですが、『沈黙の艦隊』は、登場人物それぞれの公平な視点を共有することで、観客に洞察力を与え、彼らの決断や行動に共感させるという役目を果たしています。本作をご覧になると、登場人物の誰かを…いや登場人物のほとんどを応援している自分自身がいることに気が付くでしょう。
私が日本で撮影に挑んでいたあの時を、人生で最も素晴らしい経験のひとつにしてくれたクルーと経営陣に心から感謝しています。
私たちが作り上げた本作を世界中に見てもらうのが待ちきれません!

アレクス・ポーノヴィッチ(ローガン・スタイガー役)コメント

本作でスタイガー提督を演じられた事は、間違いなく私のキャリアのハイライトの一つです。日本で仕事をする初めての経験の中で、この役を演じることを心から楽しめました。日本での撮影の中で、キャストとスタッフのプロ意識とその才能、プロジェクトに対する彼らの献身ぶりには非常に感銘を受けました。
原作のファンの皆さんが、私たちの作ったものを高く評価し、愛してくださることを心から願っています。このような素晴らしいプロジェクトに参加できたことを光栄に思います。

(c)2024 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES.原作/かわぐちかいじ『沈黙の艦隊』(講談社「モーニング」所載)