しどろもどリ×堀春菜「スミコ22」の新キャスト解禁 (original) (raw)
創作ユニット・しどろもどリが手がけた映画「スミコ22」が第19回大阪アジアン映画祭のインディ・フォーラム部門に出品。新たなキャスト15名が発表され、新場面写真も到着した。
大阪アジアン映画祭で世界初上映される本作は、監督・脚本・編集を担当したしどろもどリのメンバー福岡佐和子がつづった日記をベースにした物語。劇中では、自分の感覚がいつの間にかひどく曖昧なものになっているとふと思った22歳の静岡スミコが、23歳になるまでの15日間、自分が何を考えながら生活しているのかを感じ取ろうとする様子が描かれる。「空(カラ)の味」「大観覧車」の堀春菜がスミコを演じ、主演を務めた。
このたび、しどろもどリのメンバーであり本作の助監督も務めたはまださつきがスミコの同居人・はなを演じることが明らかに。また「ロストベイベーロスト」の松尾渉平がスミコの友人・涼森役、モデルとしても活動する樹がスミコの友人・たつや役、「夢半ば」の安楽涼がスミコのバイト先であるピザ屋の店長・やま役、本作で映画初出演を果たした梶川七海がスミコの同僚・ミオ役で出演する。
さらに「スノードロップ」のイトウハルヒと「凪の憂鬱」の川本三吉がピザ屋の常連・雪乃と今川にそれぞれ扮し、「街の上で」の遠藤雄斗とモデルとしても活動する瀬戸璃子がスミコが道端で出会うカップルの豊と香苗役、「ひかりのなかでよむ」の中川友香がコンビニ店員の森役、「ほつれる」の安川まりが白スキニーさん役、「まだ君を知らない」の原恭士郎がリコーダー男役で参加。加えて「やまぶき」の黒住尚生と「チャロの囀り」の東宮綾音がスミコの大学時代の同級生・長谷川と真野をそれぞれ演じ、「はこぶね」の木村知貴がスミコの大学時代のゼミの先生・木村役でキャスティングされた。
福岡は「かっこいい一人一人が一緒になって作ってくれたこの映画を、大阪アジアン映画祭という素敵な場所で初めてみていただけることが本当に嬉しいです」と喜び、はまだは「わたしはほぼ自分役としての参加なのですが、この映画を観るすべての人が、自分としてスミコと友だちや知り合いになれたらうれしいなと思います」とつづった。
なおMotionGalleryでは、「スミコ22」の支援を募るクラウドファンディングが実施中。1月31日まで行われる。
福岡佐和子 コメント
自分が置かれている環境が大きく変化したときに、自分が大事にしていることはなにか、それを日々に対してどう折り合いをつけていくかということを模索していた中で、この映画ができました。
自分ではない他の人にも、それぞれ大事なものがあって、それぞれがそれを大事にしながら過ごそうとしているのかもしれないことを、愛しく思っています。
かっこいい一人一人が一緒になって作ってくれたこの映画を、大阪アジアン映画祭という素敵な場所で初めてみていただけることが本当に嬉しいです。
はまださつき コメント
こんにちは、しどろもどリのはまださつきです。
「スミコ22」に、スミコのいちばんの友だちとしても参加させていただきました。この映画に登場する人々はみんな、スミコと同じようにそれぞれ自分として生き、それぞれがそれぞれのやり方でスミコへ目を向けてくれています。そしてそういう風に映画に参加してくださる、すてきな役者さん方に囲まれて撮影をすることができました。本当にありがたい気持ちです。わたしはほぼ自分役としての参加なのですが、この映画を観るすべての人が、自分としてスミコと友だちや知り合いになれたらうれしいなと思います。
「スミコ22」、どうぞよろしくお願いします!
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