清原惟の作品を2つのイベントで上映 (original) (raw)

すべての夜を思いだす」の公開に合わせ、映画監督・清原惟の4作品を上映する2つのイベントが開催される。

1つは、武蔵野美術大学映像学科出身の映画監督・映像作家によるグループ上映会「発光ヵ所」。清原をはじめ、青石太郎、久保心花、濱名篤史が参画した。清原が2人の祖母を撮影対象とした長編「A Window of Memories」、2018年制作の短編「網目をとおる すんでいる」などがスクリーンにかけられる。なお「A Window of Memories」は東京初上映となる。「発光ヵ所」は3月8日から10日まで東京・SCOOLで開催。上映スケジュールなどの詳細はSCOOL公式サイトで確認を。

2つ目は、埼玉県立近代美術館で3月17日、24日に開催のミュージアム・シアター「女性たちの映像表現」。ここではPFFアワード2015入選作「ひとつのバガテル」、PFFアワード2017グランプリ受賞作「わたしたちの家」が上映される。清原と国立映画アーカイブ特定研究員・中西香南子によるトークイベントも行われる予定だ。詳しくは同イベントの特設ページをチェックしよう。

清原の新作「すべての夜を思いだす」は、3月2日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。第73回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品されており、第13回北京国際映画祭フォワード・フューチャー部門では審査員特別賞を受賞した。キャストには兵藤公美、大場みなみ、見上愛らが名を連ねる。

グループ上映会「発光ヵ所」

2024年3月8日(金)~10日(日)東京都 SCOOL
<上映作品>
「A Window of Memories」
「網目をとおる すんでいる」ほか

ミュージアム・シアター「女性たちの映像表現」

2024年3月17日(日)、24日(日)埼玉県 埼玉県立近代美術館
<上映作品>
「ひとつのバガテル」
「わたしたちの家」ほか

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映画「すべての夜を思いだす」予告編