内ゲバの真相に切り込むドキュメンタリーの特報解禁 (original) (raw)
映画「ゲバルトの杜 ~彼は早稲田で死んだ~」証言パートと劇パートを映し出す特報解禁
2024年2月19日 10:00 9
1970年代の学生運動終焉期に過激化した“内ゲバ(内部ゲバルト)”を題材にしたドキュメンタリー映画「ゲバルトの杜 ~彼は早稲田で死んだ~」の公開日が5月25日に決定。あわせて特報映像がYouTubeで解禁された。
1972年11月、早稲田大学のキャンパスで第一文学部2年の川口大三郎さんが殺害された。死因は文学部自治会を牛耳り、同大学の支配を狙う新左翼党派・革マル派(日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派)による凄惨なリンチだった。映画では、樋田毅による著書「彼は早稲田で死んだ 大学構内リンチ殺人事件の永遠」を原案に、当時の関係者の証言ドキュメントと、鴻上尚史演出の短編劇によって同事件を立体的に描き出す。「三里塚に生きる」「三里塚のイカロス」「きみが死んだあとで」の代島治彦が監督を務めた。
特報は大友良英による音楽が荒々しく鳴り響き、佐藤優・内田樹・池上彰らが登場する証言パートと、望月歩・遠藤琴和らが出演した劇パートが交互に映し出される。
また本作をより広く伝えるために、クラウドファンディングがMotion Galleryでスタートした。
「ゲバルトの杜 ~彼は早稲田で死んだ~」は東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。
映画「ゲバルトの杜 ~彼は早稲田で死んだ~」特報
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