マイケル・マン×アダム・ドライバーで“F1界の帝王”描く (original) (raw)
マイケル・マン×アダム・ドライバーで“F1界の帝王”を描く「フェラーリ」7月公開
2024年3月12日 10:00 33
「ヒート」やドラマ「TOKYO VICE」で知られるマイケル・マンが監督を務めた「Ferrari」が「フェラーリ」の邦題で7月5日に公開決定。ティザービジュアルと特報が解禁された。
本作の主人公は、フェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへ成長させた稀代の経営者エンツォ・フェラーリ。1988年に亡くなった彼の私生活は謎に包まれていたが、本作では彼が59歳である1957年に焦点を当てた物語が展開される。妻ラウラとともに設立したフェラーリ社は経営の危機に瀕し、1年前の愛息ディーノの死により夫婦生活は冷え切っていた。一方で、ひそかに愛し合うパートナーであるリナ・ラルディとの間に生まれた息子ピエロの認知も叶わない。そして再起を誓ったエンツォは、イタリア全土1000マイルを走る過酷なロードレース“ミッレミリア”にすべてを懸けて挑戦する。
マンは構想30年の末に本作を企画。F1界の“帝王”と呼ばれたフェラーリをアダム・ドライバー、ラウラをペネロペ・クルス、リナをシャイリーン・ウッドリーが演じた。撮影は第93回アカデミー賞の撮影賞を受賞した「Mank/マンク」のエリック・メッサーシュミットが担当。ダイナミックな構図で再現したレースシーンはYouTubeで公開された特報でも確認できる。
映画監督のギレルモ・デル・トロは本作を「壮大で濃密なドラマ」と評しており、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥは「名優たちの競演」、ドゥニ・ヴィルヌーヴは「傑作」とコメントした。
キノフィルムズが配給を担う「フェラーリ」は東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。
映画「フェラーリ」特報
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