「VRおじさんの初恋」に田中麗奈、柊木陽太、前原滉ら (original) (raw)

野間口徹が主演するドラマ「VRおじさんの初恋」の新キャストが発表され、田中麗奈柊木陽太前原滉井上音生堀内敬子細田善彦、瀬戸芭月、青木柚の出演が明らかになった。

本作は、VRの世界で過ごすことが生きがいの独身中年男性・遠藤直樹と天真爛漫な美少女アバター・ホナミの関係を軸に、現実世界とバーチャル世界を行き来しながら進む恋物語。VRの世界では少女アバター・ナオキとして過ごす直樹を野間口、ナオキを倉沢杏菜、ホナミを井桁弘恵が演じる。

田中が演じるのは、自身でIT会社を起業した社長であり、中学生の息子・葵を1人で育てる芦原飛鳥。柊木は、あるきっかけで直樹と出会う芦原葵に扮する。飛鳥が頼りにする部下・堀耕助役には前原、葵のVR世界のアバター・アオイ役には井上がキャスティングされた。

堀内・細田・瀬戸は直樹と同じ会社で働く人物として出演。直樹の隣の席に座る同僚・佐々木瞳を堀内、歳下の上司・澤田龍之介を細田、口数は少ないが優秀な若手社員・加藤真美を瀬戸が演じる。青木は、直樹のオフィスが入ったビルにあるコンビニの店員・荒井優人役を担った。新キャスト8名のコメントは以下に掲載している。

「VRおじさんの初恋」はNHK総合で4月1日にスタート。脚本は「ケの日のケケケ」の森野マッシュ、演出は吉田照幸、桑野智宏、石川慎一郎、中村俊介が担当する。

田中麗奈 コメント

VRおじさんの初恋。題名から「ん??」と思わせてくれる、何とも不思議な? 奇妙な? 可愛い?? 独特な世界観の作品に出会いました。
私の演じる飛鳥は、シングルマザーでIT会社の社長です。働きながらも、お母さんでそして娘でもある。彼女と自分を重ねながら演じていくのはとても幸せで、彼女と共に味わう胸のチクチクも含めて「VRおじさんの初恋」と共に過ごす日々が毎日愛おしく感じています。
さて、どんなお話しなんでしょう?笑
色々と想像しながら、どうぞお楽しみ下さいませ。

柊木陽太 コメント

葵の第一印象は、人付き合いが苦手かなと思いました。
でも演じていくと優しい子だと感じました。葵と同じように人間関係を築くのが苦手な直樹さんと不思議と心が通じ合う温かい雰囲気が出せるように、優しい気持ちで役作りをしました。
僕もこの春から実際に中学生になるので、同い年の葵を楽しんで演じていきたいと思います。

前原滉 コメント

堀耕助役の前原滉です。田中さん演ずる飛鳥さんの部下で一癖ある男でして、とても楽しく撮影させて頂いております。
VRおじさんにどう関わっていくのか? はたまた関わらないのか?
原作も台本も素敵で、特にVRの世界がどのように映像化されるか私自身も楽しみで仕方ありません。是非よろしくお願いします。

井上音生 コメント

原作を拝読して、終了間近の美しいVR世界で恋をする直樹の現実との差やホナミと出会い変化していく心情が繊細に描写されていてとても惹き込まれました。VRのアバターを演じるのは初めてなので未知数な所もありますが、変わらない日常の中で居場所がどこにもないと感じていた葵がVR世界でのナオキとホナミの関係性に驚きながらも、影響を受けて成長していくところをアオイとしてしっかり演じたいと思います。

堀内敬子 コメント

尊敬する俳優の野間口さん主演で、お世話になっているスタッフさんという事で、是非参加したいと嬉しく思いました。
生きづらさを抱える方にとって、自分を否定せずに、小さな一歩でも前進することが大切だと思える作品になっていると思います。
現代のVR要素が、どう取り入れられるかも楽しみですし、様々な人間模様と共に、眠る前のひとときに、ほっこりするドラマをお届け出来たらと思います。

細田善彦 コメント

吉田照幸監督×野間口徹さんというだけで魅力的なのに、その上に「VRおじさんの初恋」というワクワクさせるタイトル。台本を捲ると、人の痛みに寄り添った優しい物語でした。野間口さんの初恋姿、倉沢さん、井桁さんのアバター姿、想像がつきません。楽しみです。応援よろしくお願いします。

瀬戸芭月 コメント

ドラマにレギュラー出演することが初めてなので、撮影初日は本当に緊張しました。
ただ、台本を読めば読むほど加藤の素直になりたいけど、なり方が分からず一人反省会をしてしまう様子に心がチクリ…
作品を通して、あとちょっとの勇気が欲しい方の心に寄り添えると嬉しいです。

青木柚 コメント

色々な環境の中で、常に揺らがず同じ自分で居る事は難しい。
そんな個人的な感覚の置き所を、この作品のもつ温かいグラデーションのどこかに見つけた気がします。
知らなくてもいいこと、知らない方がいいこと。その先の是非がどうであれ、やんわり踏ん張って過ごしていく。
直樹が住む街の一人になれたことが嬉しかったです。

(c)NHK