西川美和の最新エッセイ集「ハコウマに乗って」発売、スポーツや時事の話題も (original) (raw)

西川美和の最新エッセイ集「ハコウマに乗って」発売、スポーツや時事の話題も

2024年4月4日 19:10 3

「ゆれる」「すばらしき世界」で知られる映画監督・西川美和のエッセイ集「ハコウマに乗って」が、明日4月5日に文藝春秋より刊行される。

映画の原作として執筆した「永い言い訳」で直木賞の候補となり、映画にまつわるエッセイも多数執筆している西川。本書には2018年から2023年末までスポーツ誌のNumberと月刊誌・文藝春秋に連載されたエッセイが収録された。スポーツや時事問題など映画から離れたテーマも多く、これまでのエッセイとは異なる趣になっているという。自身のランニング体験や青春時代の思い出、コロナ禍でのオリンピック、ウクライナでの戦争、ハラスメント問題など話題は多岐にわたった。

ハコウマ(箱馬)とは撮影現場にあり、踏み台や物置き、休憩用の椅子、キスシーンの身長差を埋める台などさまざまな用途で使われる木箱のこと。西川はスポーツや時事問題の専門家でない自分が連載を持つことを「(身分不相応の)少し高いところに立っている」と考え、ハコウマを引き合いに出した。価格は税込1950円。

この記事の画像(全2件)

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。西川美和 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。