長谷川博己主演の日曜劇場は「斬り込んだドラマ」 (original) (raw)

長谷川博己主演の日曜劇場「アンチヒーロー」は斬り込んだドラマ、天才犬がキーマンに

2024年4月6日 15:24 11

「TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING」が、本日4月6日に東京・赤坂サカスのBLITZスタジオで開催。日曜劇場「アンチヒーロー」から、キャストの長谷川博己北村匠海堀田真由大島優子木村佳乃林泰文が出席した。

「TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING」には、この春スタートのTBSドラマ3作品に出演するキャストが集結した。4月14日スタートの「アンチヒーロー」は、殺人犯をも無罪にする弁護士が主人公の“逆転パラドックスエンタテインメント”。長谷川が主人公を演じ、彼の法律事務所で働く同僚弁護士役で北村と堀田、パラリーガル役で大島、東京地方検察庁の検察官役で木村が参加した。

同作は現時点で明らかになっている情報が少ないため、最初にマイクを握った長谷川は「あんまりいろいろしゃべれないんです……」と役柄やストーリーの紹介をためらう。北村は「言いたさはすごくありますが、本当に何も言えない」と笑いながらも「本当の正義とは何かを常に自問自答する」と役どころを少しだけ説明。堀田は「まだ明かされていない秘密に迫っていく役です」、大島は「私は皆さんを和ませる役」、林は「ただのおじさんパラリーガル」、木村は「仕事一筋でやり手の検察官」と続いた。

役作りについて、長谷川は「いろいろ悩みました。何者かわからないように演じていきたいと思っています」と言及する。そんな長谷川を、共演シーンの多い北村は「渋くてかっこいいけど、本当はチャーミングで心配性。人間らしさがいっぱい詰まっている」と評し、堀田もうなずきながら「本当の長谷川さんはすごくやわらかい。この間は『アンチヒーロー』のLINEスタンプを作りたいと言っていて」と話す。その言葉を受けて、長谷川は「欲しいですよねえ」とのんびりと口にした。

なお長谷川いわく、ドラマのキーマンは主人公の愛犬・ミル。俳優犬の犬種はゴールデンレトリバーで、本名はライズだという。堀田は「ミルがNGを出すところを見たことがない。カメラワークを知っているんじゃないか?というくらい」、大島は「カメラ目線もできたり、いい感じに見切れることができる天才犬」と絶賛した。

法廷シーンの話題になると、長谷川は「長ゼリフは噛みまくりです。毎日ずっとブツブツ言ってます」と振り返る。過去にも弁護士役の経験がある北村は「とにかくセリフが多いので、みんなで励ましながらやっています」とチームワークのよさを伝えた。

最後に長谷川は「かなり斬り込んだドラマになっています。本当に日本のテレビドラマでやっていいのか?と思うような、問題作になるくらい面白い作品。ぜひ体感していただければ」「日本のドラマはもっともっとすごくなるぞ!と胸を張ってやっていけるようにがんばりたいです」とメッセージを送った。

「アンチヒーロー」は毎週日曜21時から放送。演出には田中健太、宮崎陽平、嶋田広野、脚本には山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平が名を連ねた。

日曜劇場「アンチヒーロー」

TBS系 2024年4月14日(日)スタート 毎週日曜21:00~21:54

(c)TBS

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