エレノア・コッポラが87歳で死去 (original) (raw)

ドキュメンタリー映画作家、映画監督のエレノア・コッポラが、現地時間4月12日にアメリカ・カリフォルニア州ラザフォードの自宅で死去したとIndieWireなどが報じた。87歳だった。

1936年5月4日にカリフォルニア州ロサンゼルスで生まれたエレノアは、映画セットの美術部門スタッフとしてキャリアをスタートさせる。「ディメンシャ13」の美術助手を務めていたときにフランシス・フォード・コッポラと出会い、1963年に結婚。2人は60年にわたって私生活と映画製作のパートナーであった。

エレノアは1991年に「地獄の黙示録」の製作現場を追ったドキュメンタリー「ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録」を発表。2016年に「ボンジュール、アン」で80歳にして長編劇映画監督デビューを果たした。同作では、人生のひと区切りを迎えようとしている女性が、思いがけない旅を通して自分自身を見つめ直していくさまが描かれた。2017年には「ボンジュール、アン」のプロモーションで来日している。

娘は「ロスト・イン・トランスレーション」などを手がけた映画監督・脚本家のソフィア・コッポラ、息子は「アステロイド・シティ」などのウェス・アンダーソン作品に製作として参加している映画監督・プロデューサーのロマン・コッポラ。なおソフィアの最新作「プリシラ」は、4月12日より全国で上映中だ。

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(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)

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