橋口亮輔の9年ぶり監督作「お母さんが一緒」劇場公開 (original) (raw)
橋口亮輔の監督作「お母さんが一緒」劇場公開、江口のりこ・内田慈・古川琴音ら出演
2024年4月26日 17:00 11
橋口亮輔が「恋人たち」以来9年ぶりに監督を務めた「お母さんが一緒」が7月12日に劇場公開決定。あわせてポスタービジュアルと予告編が解禁された。
本作はペヤンヌマキの同名舞台を脚色し、ホームドラマチャンネル開局25周年記念オリジナルドラマとして製作した作品を映画版に再編集したもの。親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹の姿が描かれる。
美人姉妹と言われる妹たちにコンプレックスを持つ長女・弥生を江口のりこ、優等生の長女と比べられてきたことを心の底で恨む次女・愛美を内田慈が演じ、姉たちを冷めた目で観察する三女・清美に古川琴音が扮した。さらにお笑いトリオ・ネルソンズの青山フォール勝ちが清美の彼氏・タカヒロ役に選ばれている。予告編には「母親みたいな人生を送りたくない」という3人が母親への愚痴をエスカレートさせていき、お互いを罵倒する修羅場に突き進んでいく様子が収められた。
橋口は「江口のりこさんはじめ、内田慈さん、古川琴音さん、青山(フォール勝ち)くんと、人気、実力ともに申し分のない出演陣を得て、僕も気合いを入れ直して現場にのぞみました。たまらなく可笑しくて、少し痛がゆい、そんな人間たちの物語をぜひお楽しみください」とコメント。江口は「橋口さんの撮ったドラマが劇場版になりました。やっぱり映画にしなきゃ!というのは、誰もが思ったことだと思います。是非映画館でご覧になって下さい」と呼びかけた。内田、古川、青山のコメントは以下に掲載している。
「お母さんが一緒」は東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。クロックワークスが配給を担当する。
映画「お母さんが一緒」予告編
内田慈 コメント
2015年に出演したペヤンヌさんの舞台作品を橋口さんが映像作品にする。しかも当時と同じ次女・愛美という役で。しかも江口のりこさんと古川琴音ちゃんとの三姉妹というオファーをいただいた時は色んなびっくりと嬉しさでご褒美みたいだなと感じました。舞台版と映像版どちらにも出演する唯一の俳優部として何ができるかなぁと考えながら取り組んだ時間は、楽しく且つ挑戦の日々でした。登場人物たちのそれぞれの言い分は置いといて(笑)、「なんかこの感情知ってるな」と見つけることで浄化されたり、または蓋をしていたモヤモヤと改めて向き合う時間になったり……。観てくださる方にとって、笑いながらそんな機会になる作品であったらいいな……。
古川琴音 コメント
あの三姉妹を、大きなスクリーンで、より多くのお客さんに観ていただけることがとても嬉しいです。いびつで愛おしい家族の姿を、橋口監督、スタッフのみなさん、江口さんと内田さん、そして青山さんと、たくさん笑いながら作りました。公開をお楽しみにお待ちください。
青山フォール勝ち(ネルソンズ)コメント
橋口監督のドラマに出演したことが夢のような出来事だったのに、映画化なんて夢のまた夢です。面白い作品になってますので全国の映画館でたくさんの方々に現実かどうか確認していただきたいです。
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