成田凌、中村映里子、森田剛「雨の中の慾情」で共演 (original) (raw)
成田凌、中村映里子、森田剛が共演 つげ義春「雨の中の慾情」を片山慎三が映画化
2024年4月30日 5:00 19
映画「岬の兄妹」「さがす」やドラマ「ガンニバル」で知られる片山慎三が、つげ義春のマンガ「雨の中の慾情」を映画化。同作は11月29日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほかで公開される。ほぼ全編、台湾でロケ撮影された本作は日台共同制作で、成田凌、中村映里子、森田剛がメインキャストに名を連ねた。
2人の男と1人の女の切なくも激しい性愛と情愛が描かれる「雨の中の慾情」。貧しい北町に住む売れないマンガ家・義男は、アパート経営のほかに怪しい商売をしているらしい大家の尾弥次から、自称小説家の伊守とともに引っ越しの手伝いに駆り出され、離婚したばかりの福子と出会う。艶めかしい魅力をたたえた福子に心奪われる義男だが、どうやら彼女には付き合っている相手がいるらしい。一方、伊守は自作の小説を掲載するため、富める南町で流行っているPR誌をまねて北町のPR誌を企画。義男はその広告営業を手伝わされる。ほどなく福子と伊守が義男の家に転がり込んできて、3人の奇妙な共同生活が始まる。
義男を成田、福子を中村、伊守を森田が演じる。そのほか足立智充、中西柚貴、松浦祐也、梁秩誠、李沐薫、伊島空、李杏、竹中直人が出演。「ガン二バル」でも片山とタッグを組んだ大江崇允が脚本協力で参加し、ドラマ「岸辺露伴は動かない」の柘植伊佐夫が衣裳デザイン・扮装統括を担当した。YouTubeでは超特報が公開されている。
成田は「公開が近づいてきた喜びや期待、願いなど、様々な感情がありますが、とりあえず、なんかすごいのできました。って感じです」とコメント。中村は「撮影すればするほど、演れば演るほど、どんどん分からなくなっていったのです。これは、まさしく、つげ義春の世界を生きていた、ということでしょうか。そうであれば幸いです」、森田は「台湾でのロケは、何が起こるか分からないヒリヒリした緊張感のある現場でした。この作品の生々しい異世界を楽しみにしていて下さい」と述べている。
※ 李沐薫の薫は旧字体が正式表記
映画「雨の中の慾情」超特報
成田凌 コメント
このコメントを書くにあたって、なかなかこの作品に見合う言葉が出てこないのが正直なところです。
数年前に企画書をいただいた瞬間の景色をいまだに覚えています。高ぶる感情を抑えられなかったのも。
撮影は台湾9割、日本1割。
日々が苦しく、楽しく、なんとも幸せで、気づけばこの作品にのめり込んでいました。
どこへでも連れて行ってくれるようなスタッフと、どこまでも繋がれている気になってしまったキャストと、なかなか壮絶で、凄絶で、濃密な毎日を過ごさせていただきました。
この作品の公開が近づいてきた喜びや期待、願いなど、様々な感情がありますが、とりあえず、なんかすごいのできました。って感じです。
最後投げやりですみません、終われない気がしたのでこの辺で失礼します。
「雨の中の慾情」、よろしくお願いします。
中村映里子 コメント
片山慎三監督のユーモラスで奇異な演出、果てしない才能に驚嘆する毎日、多士済済の片山組。
強烈に面白く楽しい撮影でした。私の中の野性が大喜びしていたのだと思います。
しかし、撮影すればするほど、演れば演るほど、どんどん分からなくなっていったのです。
これは、まさしく、つげ義春の世界を生きていた、ということでしょうか。そうであれば幸いです。
すべての人間を祝福してくれるような作品になっていればと願っています。
「雨の中の慾情」、よろしくお願いいたします。
森田剛 コメント
片山監督の岬の兄妹が好きで、今回参加出来る事が嬉しかったです。
台湾でのロケは、何が起こるか分からないヒリヒリした緊張感のある現場でした。
この作品の生々しい異世界を楽しみにしていて下さい。
(c)2024 「雨の中の慾情」製作委員会
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