「猿の惑星」ワールドプレミア開催、監督の来日も決定 (original) (raw)
「猿の惑星」シリーズの最新作「猿の惑星/キングダム」のワールドプレミアが日本時間の本日5月3日にアメリカ・ロサンゼルスのハリウッドで開催。キャストのオーウェン・ティーグ、フレイヤ・アーラン、ピーター・メイコン、ケヴィン・デュランド、監督のウェス・ボールが参加した。
本作は人類の文明が崩壊し、高い知能と言語を得た猿が支配する300年後の地球を舞台にしたSF。ウイルスによって退化した人類がまるで野生動物のような存在となった世界で、若き猿のノアは、ある日、年老いたオランウータンのラカから猿と人間が共存した昔話を聞かされる。ノアをティーグが演じ、ある秘密を握った人間の女性ノヴァ役でアーラン、ラカ役でメイコン、冷酷な独裁者プロキシマス・シーザー役でデュランドが出演した。
プロキシマス・シーザーが鎮座する玉座に続くレッドカーペットにまず現れたのは、馬に乗った猿たち。まさに“猿の惑星”と化した会場は、異様な熱気に包まれる。その後登場したキャスト・スタッフはファンとの写真撮影やサインに応じ、ティーグは「ハリウッドのこの通りをすべて封鎖していて最高にクール! 長い間僕たちの頭の中で生きてきたこの映画を多くの人たち観てもらうのが楽しみです!」と喜びを口にした。
本作を劇場で体感してほしいと語るアーランは「素晴らしい映像の中に、美しく深い物語があります」とアピールする。ボールは「この映画は、国境や文化、そして時代をも超えて広がっていくと思っています。このシリーズには多くの人の想像力を掻き立てる魔法があり、その伝統を紡いでいくことが楽しみでならないです」と興奮しながら話した。
このたび、ボールが公開2日前の5月8日に来日することが明らかに。彼は「日本から生まれた文化や芸術が大好きで、僕はアニメとともに育ちました。今はちょうど『僕のヒーローアカデミア』を観直しているところだったので、日本に行くのをとても楽しみにしています。日本の皆さんに本作をお披露目することが待ちきれません」と述べた。YouTubeでは、最終版予告が公開中だ。
「猿の惑星/キングダム」は5月10日より全国でロードショー。
映画「猿の惑星/キングダム」最終版予告
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