ヤスミン没後15年で「タレンタイム」「細い目」上映 (original) (raw)
2009年に51歳で死去した映画監督ヤスミン・アフマドの長編映画としての遺作「タレンタイム~優しい歌」が、没後15年を記念して、7月20日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次アンコール上映される。
同作は、高校の音楽コンクール“タレンタイム”に出場する生徒たちの恋と友情、民族や宗教の違いによる葛藤を描いた青春群像劇で、パメラ・チョン、マヘシュ・ジュガル・キショールらがキャストに名を連ねる。日本では2009年10月に第22回東京国際映画祭でスクリーンにかけられたあと、自主上映会などでファンを増やし続け、2017年に全国で劇場公開された。
新しいビジュアルには、映画の主人公であるマレー人の少女ムルーと、彼女が恋に落ちる耳の聞こえないインド系の少年マヘシュの姿が切り取られた。
今回のアンコール企画では、2004年制作の「細い目」も特別上映される。同作では金城武が大好きなマレー系の少女オーキッドと、露店で香港映画の海賊版VCDを売る中華系の少年ジェイソンが、民族や宗教の違いを越えて惹かれ合う姿が映し出され、シャリファ・アマニ、ン・チューシオンが出演した。
映画「タレンタイム~優しい歌」予告編
(c) Primeworks Studios Sdn Bhd
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