「ドンブラザーズナイト」でキャスト9人が集合 (original) (raw)
Vシネクスト「キングオージャーVSドンブラザーズ」「キングオージャーVSキョウリュウジャー」のイベント「ドンブラザーズナイト」が、5月16日に東京・新宿バルト9で開催された。イベントには「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」のキャストが登壇。別府由来、鈴木浩文、石川雷蔵、富永勇也、宮崎あみさ、タカハシシンノスケに加え、出席予定のなかった樋口幸平、志田こはく、柊太朗も駆けつけた。MCは同番組のアシスタントプロデューサーである松浦大悟が担当した。
樋口は「久々にドンブラチーム9人がそろって皆さんの前に立ちます。久しぶりに楽しんだお祭りが開ければと思いますので、ぜひ楽しんでください!」「これで、お前たちとも縁ができたな」と桃井タロウのセリフをまじえて挨拶。「キングオージャーVSドンブラザーズ」の情報解禁時には名前がなく、のちにサプライズ出演していることが発表された富永は「FLT(ファイナルライブツアー)ぶり、1 年ぶりに9人集まれてうれしいです」と喜び、本作の撮影では9人そろうことがなかったため、全員での集合写真がないことも明かされた。
松浦から「『ドンブラザーズ』を終えてから爪痕を感じたり、やりたくなかったこと、やってよかったことはありますか?と質問されると、それぞれ「やりたくなかったことはない」と口にする。鈴木は「やってよかったことしかない!」と言い切り、「子供たちからお手紙もらうことって、ほかの俳優だったらなかなかないからうれしかった。“雉野へ”って書いてあるんだよ」と笑顔で伝えた。志田が「今、(自動車の)教習所に通っているんですよ!」と言うと、テレビシリーズ40話「キケンなあいのり」で鬼頭はるかが危険な運転をしているシーンがあったため「えっ、大丈夫?」とキャスト陣に心配される。志田が続けて「教習員の方に(はるか役であることが)バレてしまって、『ヘルメット大丈夫ですか?』って(笑)。私の運転、はるかに近いです。大丈夫かな……」と会場を笑わせると、鈴木が「免許取ったら9人でドライブ行こうよ!」と提案。キャスト陣は「レンタカー借りよう」「一発目からアルファード!」「ロケバス!」「免許が違う!」と楽しそうにコメントし、仲の良さを感じさせた。
ほかの作品の現場での反響を聞かれると、別府が「『ドンブラザーズ観てた!』『うちの子が観てました』ってよく言われます。でも(サルブラザーのことは)だいたいゴリラって言われます」と語り、柊太朗は「今の役(ドラマ「君とゆきて咲く~新選組青春録~」の原田左之助)と正反対で差を感じています。(犬塚で)クールな役をやっていたから、ギャップでテンション高い役をやるのも楽しいな!って」と感想を述べた。
「演じた役と似ているところ、もしくはダメなところは?」という質問には、樋口は「役に合いすぎていたと思います。最後終わるとき、この人しかいないって思わせてくれる。ほかの役、ほかのキャストは想像できない」と回答。役と比べてダメな部分に関して誰も思い浮かばなかったところ、富永が「ソノイは完璧だからな」と言うと、柊太朗が「(衣装の)羽を部屋(部屋)に落としていくじゃん!」と明かした。
また鈴木演じる雉野つよしが変身するキジブラザーがピンク色の戦士だった話題から、鈴木は「爆上戦隊ブンブンジャー」でピンクの後輩ができたことを喜び、「ピンクの同窓会があったら行こうと思ってる!」と笑顔に。続けて「特捜戦隊デカレンジャーwith トンボオージャー」に晴月天 / デカピンクその2役として出演することが解禁されたばかりの宮崎は「ついにピンクになれました! ソノニじゃないですが見ていただけるとうれしいです」と喜びを語った。
本作の見どころについて志田は、ドンブラザーズの変身シーンを挙げる。久々の変身でありながらも1回で完璧なアバターチェンジができたと明かし、その場でもアバターチェンジのポーズを披露すると、会場からは拍手が贈られた。最後には樋口が挨拶。「このドンブラザーズのキャストのみんなとこうして、みんなの前に立ったりするのは、今日で最後になってしまうと思いますが、何年経ってもこうして皆さんが来てくれたり、この作品を愛していてくれるのが、スーパー戦隊が終わってからもずっと伝わっているし、それはこれから先も届いているので、ドンブラザーズをこれから先もずっと愛してくれるとうれしいなと思います。そして、僕らがまたドンブラザーズとして皆さんの前に立てるようにこれからも応援していただけたらと思います」と感謝を伝え、イベントは幕を下ろた。
「キングオージャーVSドンブラザーズ」「キングオージャーVSキョウリュウジャー」は、新宿バルト9ほかで期間限定上映中。10月9日にBlu-ray / DVDが発売される。
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