「憐れみの3章」エマ・ストーンらカンヌ映画祭に集う (original) (raw)
ヨルゴス・ランティモスが監督と脚本、エマ・ストーンが主要キャストを担った映画「憐れみの3章」のワールドプレミア上映が、フランスで開催中の第77回カンヌ国際映画祭にて現地時間5月17日に行われた。
同映画祭のコンペティション部門に出品された「憐れみの3章」は、3つの奇想天外な物語で構成された作品。自分の人生を取り戻そうと格闘する男、失踪した妻が帰還後別人になっていた夫、卓越した宗教指導者になるべく運命付けられた特別な人物を探す女の姿が描かれる。
映画祭には、ランティモス、ストーンのほかにジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリー、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーらキャストが勢ぞろい。ワールドプレミアでは6分間のスタンディングオベーションが続き、一同は拍手と喝采に包まれた。
なお、同作をひと足早く鑑賞した批評家たちからは「大胆不敵な選択を厭わない監督の、注目せずにはいられない最新作だ」「この映画が仕掛けた心理ゲームの中で、選び抜かれた俳優の演技の幅が歓びをもたらす」「じっくり観れば観るほど、パズルのピースがはまり始め、共通のテーマが浮かび上がってくる」との感想が寄せられた。
「憐れみの3章」は2024年に全国でロードショー。
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映画「憐れみの3章」カンヌ版特別予告映像
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