「ソウルの春」予告編、韓国を揺るがした攻防描く (original) (raw)

ファン・ジョンミンVSチョン・ウソン「ソウルの春」予告編、韓国を揺るがした攻防描く

2024年5月23日 12:00 14

韓国映画「ソウルの春」のポスタービジュアル、予告編、場面写真が解禁された。

「ソウルの春」は、韓国で実際に起きた粛軍クーデター(12.12軍事反乱)を題材に、一部フィクションを交えて描かれるエンタテイメント作。韓国で観客動員数1300万人以上を記録し、第60回百想芸術大賞では映画部門の大賞、作品賞、そしてファン・ジョンミンが男性最優秀演技賞を受賞して3冠に輝いた。独裁者の座を狙うチョン・ドゥグァンにファン・ジョンミン、彼を阻止しようとするイ・テシンにチョン・ウソンが扮したほか、イ・ソンミンパク・ヘジュンキム・ソンギュンチョン・マンシクチョン・ヘインイ・ジュニョクらが名を連ねる。

予告編では、1979年10月26日に大韓民国大統領が暗殺された事件を機に、「人間という動物はだな 強い者に導かれたいと願ってる」とチョン・ドゥグァン保安司令官が実権を握り始める様子が映し出される。それに対し「あの男を放置してはなりません」と警戒を強める陸軍参謀総長は、信頼するイ・テシンを説得し、首都警備司令官に任命。しかしチョン・ドゥグァンの野望は暴走し、クーデターへと発展していく。

監督を務めたのは「アシュラ」のキム・ソンス。当時高校3年生で、住んでいた漢南洞(ハンナムドン)で銃声を聞いて以来、胸に抱き続けてきた疑問を劇映画として再構成したという。「韓国現代史の運命を変えたあの日を、果たして私に描き切ることができるのだろうか?」と当初は不安もあったそうだが、「当時を知らない世代の観客をも、事件が起きたあの日あの場所へと誘う」という決意のもと映画化を果たした。

なお明日5月24日に、本作の特製ポストカード付きムビチケカード、映画前売り券付きブロマイドが発売。ムビチケカードは上映劇場およびメイジャー通販サイト、前売り券付きブロマイドはエンタメプリントサイトで販売される。ブロマイド写真はファン・ジョンミン、チョン・ウソン、イ・ソンミン、パク・ヘジュン、キム・ソンギュン、チョン・ヘインの全6種がランダムで配布される。またブロマイド購入者から抽選で5名に日本版ポスターが当たるプレゼントキャンペーンも実施決定。詳しくは販売サイトで確認を。

「ソウルの春」は8月23日に東京・新宿バルト9ほか全国で公開。

韓国映画「ソウルの春」予告編

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