「花腐し」が日プロ作品賞に輝く、主演賞は菊地凛子・光石研・松山ケンイチ (original) (raw)

「花腐し」が日プロ作品賞に輝く、主演賞は菊地凛子・光石研・松山ケンイチ

2024年5月31日 4:00 23

第33回日本映画プロフェッショナル大賞の受賞結果が発表され、「花腐し」がベストテン1位と作品賞に輝いた。

松浦寿輝の同名小説をもとにした本作では、ピンク映画業界で生きる映画監督・栩谷(くたに)と脚本家志望だった男・伊関の人生が、女優・祥子との奇縁によって交錯する様子が描かれる。栩谷役で綾野剛、伊関役で柄本佑、祥子役でさとうほなみが出演。なお、同作からは荒井晴彦が監督賞、さとうが新進女優賞に選ばれた。

主演女優賞は「658km、陽子の旅」の菊地凛子、主演男優賞は「逃げきれた夢」の光石研と「ロストケア」の松山ケンイチに決定。新人監督賞は「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」の金子由里奈に贈られる。すべての受賞結果は以下に掲載した。

1992年に創立された日本映画プロフェッショナル大賞は、プロデューサー、映画監督、脚本家、新聞記者、映画評論家、映画ジャーナリスト、ミニシアター支配人、映画宣伝担当者ら選考委員の投票と、実行委員会の独自の評価により決定される賞。授賞式は、7月6日に東京・テアトル新宿で開催される予定だ。

第33回日本映画プロフェッショナル大賞 受賞結果

ベストテン

1位「花腐し」
2位「福田村事件
3位「ほかげ
4位「愛にイナズマ
5位「アンダーカレント
6位「渇水
7位「市子
8位「PERFECT DAYS
8位「正欲
10位「リバー、流れないでよ

作品賞

「花腐し」

主演女優賞

菊地凛子「658km、陽子の旅」

主演男優賞

光石研「逃げきれた夢」
松山ケンイチ「ロストケア」

監督賞

荒井晴彦「花腐し」

新人監督賞

金子由里奈「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」

新進女優賞

さとうほなみ「花腐し」

特別賞

「福田村事件」製作チーム

特別功労賞

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